白い花 〜 その2 | ミラノの日常 第2弾

ミラノの日常 第2弾

イタリアに住んで32年。 毎日アンテナびんびん!ミラノの日常生活をお届けする気ままなコラム。

 

風薫る五月。初夏の若葉の中を、爽やかな風が吹きわたる。

以前も書いた「白い花」パート2。

https://ameblo.jp/sofiamilano/entry-12378675390.html

 

白い花の柔らかい香りが好き。

 

実は今日(5月26日)の誕生花はオリーブだった。花言葉は「平和」。

 

 

 

そういえば、オリーブの花って見たことないわ、と思い調べてみた。

 

 あれれ...どこかで見た記憶が。

 

 こちらは銀木犀。ちなみにオレンジ色が金木犀。

 

 こちらはネズミモチ。子供の頃、今では絶対触れないのに、よくミツバチを捕まえたものだ。葉を丸めて片側を潰し、笛のように鳴らしたものだ。

 

調べてみたら、どれも同じ「モクセイ科」。花が似ているわけだわ!そして、香りもとてもフローラルで、甘く切ない感じ。

 

あれ、なんで切ない?感情は思い出せるのに、記憶のディテールが思い出せない。この時期になると、白い花の香りで、何か脳にインプットされている感覚がふと蘇るのに、記憶のファイルがあけられないのだ...。

 

毎年、この感覚が思い出される。どこか心地よいものなのに、切ないのだ。なんなのだろうな...

 

ジャスミンが 眩しいくらいに 咲き誇る

香り良き 繊細可憐 平和の木

銀木犀 香りが好み 唯一の恋

癖のない 完熟蜂蜜 ネズミモチ