マニアック | ミラノの日常 第2弾

ミラノの日常 第2弾

イタリアに住んで32年。 毎日アンテナびんびん!ミラノの日常生活をお届けする気ままなコラム。

今日で、膝の痛みを和らげる治療がとりあえず終了した。

 

この数ヶ月体軸通信なるメルマガを読み始め、筋肉の名称やらその働きにかなり詳しくなってきて、あー今日はゴジュウシホ(空手の型の名前)の牽制のポーズをやりすぎて、中臀筋が痛いんだよね。とか、腓腹筋、ヒラメ筋、後脛骨筋、前脛骨筋がこってるからふくらはぎがコリコリなんだよね...と会話が専門的になりがちで、周りには???という顔をされてしまう。爆 

 

しかも前記牽制の足上げをなんと説明すべきか...上半身を水平にすると共に片足を後方に伸ばし、少なく90度だとフィギュアスケートのキャメルスピンか?じゃあ、120度とは言わずとも110度くらい上がればウインドミルスピンに近いか?!などと一人妄想にふけってしまう。

 

 

ちなみに他の流派はこんなに足をあげないし、実際こんなに足を上げていたら、瞬く間に相手に倒されてしまうだろう。苦笑 とはいえ、技の見せ場でもある。この型を作った松村宗棍先生は180度の開脚上段蹴りを得意としていたそうだよ、と言ってもだれも反応なし。爆

 

稽古で注意された部分はすぐにメモするが、整体治療でも注意されたことは、診療所を出るとすぐにメモメモ...聞き逃したり、忘れてしまった筋肉の名称は帰宅してから検索。

 

私の場合、上記牽制は左足は上がるのに、右足が同じように上がらない。きっと筋肉のアンバランスによるものだろうとはわかりつつも、じゃあどこの筋肉?というのがわからない。早速整体の先生にお聞きし、指摘され、そこに促通を与えるエクササイズを教えていただいた。促通とは、患者が意図した動作をしやすいように、動かしたい部位に刺激を与えて運動を助ける手技だ。脳卒中による片麻痺患者など脳に眠る再生力とその力を呼び覚ます脳科学だという。

 

自分にはなぜそれができないか、自分の骨格や筋肉の問題から原因を解明し一人で納得している。オタクすぎ!

 

体は筋膜に包まれているから、闇雲にトレーニングを重ねていくと、知らないうちに体が歪んだり怪我をしてしまうことがあるという。時に専門家に診てもらう必要性を実感。

 

とはいえ、この1週間で嘘のように体が変わってきた。治療と先生に教えて頂いたエクササイズを繰り返し、本来持っている自らの力が引き出され改善されていくのだから不思議だ。体だけではなく心もそうなのだろう。

 

いやいや、ますます空手バカ主婦。マニアックな道を進んでいきそうだ!爆

 

https://ameblo.jp/sofiamilano/entry-12436504844.html