今年の空手の千本突きには、手作り達磨を各自持っていくのが、冬休みの課題であった。
さあ、どうする? 作るとすれば、やはり私は手編みでしょう?
いろいろネットで編み図を検索してみたが、出てくるものは手のひらサイズのものばかりで、どうもパッとしないものばかり。なんか違うな...それに糸どうする?どれくらいの量がかかるのかさえ、よくわからず。いつも行くメルカートの毛糸屋さんでアクリル糸だが、500gの大玉が3.5ユーロで売られていることは知っていたが、いざ行こうと思うとなかなか行けない。
クリスマス直後、メルカートへ行こうとしたら、事件は起こった。洗顔後顔をマッサージしていたら、手が滑って小指が目の中に入ってしまったのだ。あっと思った瞬間、白眼はすでに出血し赤というよりもドス黒くなっている。しばらく冷やしていたが、痛くてたまらず様子を見ていたが、万が一眼球に傷が付いていてはいけないので、救急病院へ出かけたが、それでもその日を逃したら、糸が買えない!と思い、固めを抑えサングラス着用でメルカートへ寄った。毛糸は赤というよりも、ワインレッドというかえんじ色。違うな...と思い結局購入せず。
目の方は、眼球に傷はなく、結膜下出血と言われ毎日4回x1週間点眼したら治ると言われたが、4日くらいで完治。年内も糸を探し回った。
やっと糸をゲット。適当に編み始めてみたが、思うように大きくならない。底辺をつくり、増やし目をとめそのまま編み続けると円柱状になっていく。どのように丸みが出てくるか?編んだり解いたり、編んだり解いたり...編み図がないものを編むのは面白い。そこに厚紙を入れて安定性を出した。
途中減らし目をしてみたが、その差があまり出て来ない。あれれ?とりあえず頭を閉じて、糸を指して引っ張り立体感を工夫してみた。ホームセンターでクッション用のテトロン綿を購入。入れても入れても思うように形が取れない。




