クリスマスイヴ 2018 | ミラノの日常 第2弾

ミラノの日常 第2弾

イタリアに住んで32年。 毎日アンテナびんびん!ミラノの日常生活をお届けする気ままなコラム。

今年の待降節はあっという間だった。

 

多くの予定が重なり、自分の所属教会での主日の日中のミサには一度しかあずかることができなかった。

 

それでも降誕祭のための聖歌隊の練習には出席していたが、夜の9時から。空手の稽古の後、慌てて夕飯を食べ、片付けて練習に出ても、ソプラノは主旋律がほとんどで覚えやすいが、他のパーツは難しくなかなかメンバーが覚えられないと、指導者は彼らを徹底的にできるまで教えるので、こちらはひたすら待つのみ。どっと疲れが出てきて、うとうとしてしまうことも多かった。

 

オルガンのシスターも最後の週に発熱。

 

降誕祭のミサは夜中の12時から始まるので、聖歌隊メンバーは10時半に集合。

 

ところで、クリスマスイヴの前日に夫が日本出張から帰宅。そしてイヴに長女も帰宅。夕食は自宅でする予定であったが、急遽25日に仕事が入ったというので、イヴの夕食は行きつけのレストランに変更。

 

徐々に宗教離れのイタリアでも、やはりクリスマスは家族で過ごすもの。クリスマスイヴ、クリスマスの昼食は夫側?そして妻側?の家族と過ごすようで、その調整が彼らにとっても大変?面倒?のようだ。苦笑 食事続き、そしてプレゼントの数々... 別居、離婚も多いイタリア人。子供もいるとそれまでの親類関係など複雑そうだな...と他人事ながら気になってしまう。

 

またさすがに、自宅で手作りのクリスマスディナー、およびランチを準備する人も減ってきて、レストランに一族集合というところも増えてきたようだ。以前はクリスマスイヴやクリスマスはレストランはお休み、というところも多かったが、徐々に開けることになったところも増えているのが、その証拠。

 

周りは十数人できているテーブルもあれば、一家族、年老いた父親と息子?というテーブルもあった。

 

なかなか家族5人集まって食事することも少なくなってきたな...と思う今日この頃。

 

乾杯には長男もワインを飲む年齢となった。さすがにクリスマスプレゼントも聞いてこなくなった。それよりお年玉の現金ですかね?苦笑

 

帰宅し、一息ついてから聖歌隊の練習に出かけた...

 

 

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