3年前、空手の全国大会の打ち上げの際、師範に「ヌンチャクやってくださいよ〜!」とお願いしたら、あまり気乗りではなかった様子だったが、「やりましょう!やりましょう!」酔った勢いで強引に依頼。「じゃあやってみるか...」となりヌンチャククラスが始まり早3年が経った。
ヌンチャク術。「初段の基本」の型及び「一之型」(岡田のヌンチャク)を習得し、今年の初めから「久場川のヌンチャク」及び「九場川のダブルヌンチャク」を始めたが、言い訳ではないが、膝を負傷し、休んでいたため頭も体もすっかりリセットされ、新たに覚えることができなくなりドロドロ状態。それはヌンチャクのみならず釵も棒も同様... 空手だけでも覚えることが沢山あり、不十分なのに不覚だったわ...と思い「できません」「ドロップアウトします」と言おうものなら、「視野が狭い」「器が小さい」と言われてしまう。師範曰く「自分で壁は作るな!」と過去のご自分の経験をもとに、自戒の念を込めておっしゃるのだと...。
...というわけで、図々しくも続けさせて頂いている次第である。
ところで、画像は我が家にあるヌンチャク。あっという間にこんなに増えていた!一番左は数年前に作ったものだが、使った試しはなし。左から2番目のものは、2丁あったが、1丁次男が失くしてしまった。また彼の威力があまりにもすごく買ったその日に振り回したら、芯が飛び出てしまった! 外側がラバーのものは柔らかくていいが、次男級になるととにかく中の芯が飛びやすい。では木製は?というと、当たるとめちゃくちゃ痛いのだ!
ちなみにこの夏、沖縄に行った際、古武道専門店では沢山面白いものを見つけた。私もそこで釵を購入したが、ガラスのヌンチャクがあり、ledで光るものがあり、次男が欲しがったが、普段の稽古にはもったいない!といって却下。ただ、購入するとブルース•リーのイメージが刺繍されたケースがもれなく付いてくるとのことで、一瞬心惹かれたが、我慢。爆
画像の一番右は、ラタン、つまり籐製。ラタンは東南アジアを中心に熱帯雨林地域のジャングルに自生するヤシ科の植物。ツルツルしているように見えるが、実際には棘を持った表皮に包まれているのだそうだ。また節があり、蔓性植物でもあるので、繊維は植物中最長にして最強と呼ばれ、長さ200メートルを超えるものもあるという。他の樹木に絡みつき空に向かって伸びていくその姿を想像し、生命力の強さを感じる。通常の木材よりも丈夫で折れにくく、そして軽い。
実は、はじめにこのヌンチャク、師範が作られ、作り方も教えて頂いた。本来は次男が喜んで作るだろうか?と思ったら、とんでもなかった。いや、作りたいはずなのに、一度いちゃもんをつけてしまったので流石に作りたいと言えなくなったような、ないような...苦笑 とりあえず、切るところまでするか?と思っていたら夫の会社に大工が出入りしていたので、レシピをつけて渡すと、ご丁寧に穴まで開けてきてくれた。とはいえ、穴が小さく、結局私が穴を広げた。紐も思っていたようにはなかなか入らず、糸をつけたり、針金をつけたり試行錯誤の果て、紐を斜めに切り、火をつけて濡らした指でさーっとひっぱると先がとんがり針いらずとなる。そうしたら一本3分くらいで紐を通すことが可能となった。問題は意外に結び方にあり苦労した。結局こま結びという結び方をし、ボンドで固めた。
ヌンチャクを順手で持ち、手首辺りで回転させて逆手に持ち替える技を小手返しというが、これをくるくる回せると見栄えもいいし、技の合間のつなぎとしても将来的には織り込むのに適しているようだが、これまた難しい。暇さえあれば、キッチンで練習しているが、そのうち何かを壊すかもしれぬ。笑
空手バカ主婦もあまりにもオタク化してしまうと、ちょっと危険どころか?異常?扱いされなきにしもあらずか?
もうこれ1着で 死亡遊戯 ブルース・リー ?! もう仮装大会の世界だな。爆
そういえば、まだ未使用のパスタやパン生地を伸ばす麺棒が2本。ラップの芯2本あったぞ!こういうのを見ると、また新たにヌンチャクを作りたくなってしまう...爆
次男の久場川のヌンチャク
https://vimeo.com/301707555?fbclid=IwAR3j6HK8Cu-rYbfZ7bTT3Gfs3marglxqlQHdyHvlWtIltJrd_NTLiWuAUg0
「DIY 〜 ハンドメイドヌンチャク」
https://ameblo.jp/sofiamilano/entry-12063980547.html
