禁断の果実?! 〜 りんごの季節 その2 茹でりんご | ミラノの日常 第2弾

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イタリアに住んで32年。 毎日アンテナびんびん!ミラノの日常生活をお届けする気ままなコラム。

 
 
先日、友人が薬をのむためおやつを食べているのを見て、なにそれ?と聞くと、「茹でりんご」というではないの?病院で茹でた梨(日本でいう洋ナシ)が出ていたけれど、りんごでもいけるな...と思って毎日茹でているの、というので早速真似をしてみた。
 
毎朝、りんご(フジ)をむくが、長男が1−2切れ食べるだけで、誰も食べない。りんごは体にいいんだよ。医者いらずだよ、といっても無視...。「1日1個のりんごは医者を遠ざける」( “una mela al giorno toglie il medico di torno”)という諺もあるのに...
 
それでも茹でることによって栄養素はどう変化するのか?気になって調べてみた。
 
りんごには”ペクチン”という栄養素が含まれていて、これが整腸作用、粘膜保護するわけだが、なんと加熱することでそのペクチンが9倍になるというのだ!! 風邪で弱った粘膜や、弱ったお腹を整えるのには茹でるのが最適。しかもペクチンは皮と実の間に多く含まれているということで、皮ごと茹でることが重要!またペクチンはコレステロールを下げる作用もあるということ。
 
しかし、ビタミンCは熱に弱いのでは...と思っていたが、りんごを食べると体内のビタミンCが増えるという。ビタミンCの吸収が良いということか?
 
また、ポリフェノールも加熱によって酸化するのでは?と思ったが、意外に強いそうだ。ちなみにりんごを切って、色が変わりやすいのは、ポリフェノールが酸化するため。
 
りんごの生だと何かと食べない子供達も茹でておいておくと、アップルパイの中身みたい!といって気づくと容器が空になっている。下手なおやつを食べられるよりも、体にいい!しばらくはまりそうだ。