今日10月27日、長男が19歳になった。
子供の誕生日は、母の『出産記念日』でもある。
長男の誕生日に関しては、出産前から子育て日記を始め、3年間まとめた。それこそ、オムツ替えから離乳食まで、私の思いなど全て記入してある。
生まれ出てきた瞬間の顔が本当に優しく、「優」という漢字を使った名前にしたいなあと思って名付けた。他人の痛みがわかる心優しい人となりますように、と。また長女、次男は半端ないくらいだらしがないが、長男だけは几帳面で、よく気がつく。
けれど、今やその名前が仇になったのか?優しすぎたり、几帳面なわりに、時間にルーズだったり、根拠のない自信に私が振り回されている。たまに彼がいくバイト先には、私の友人が沢山パートで働いているのだが、やたら評判が良い(まあ悪いことを私にわざわざ言ってくる人もいないと思うが)。調子の良さは私似か?!爆
やることなすこと、頼むよ!ということも多いのだが、それでも子供は子供。子供にとって親は常によき理解者であり、支援者であるんだな。(夫が長男を非難することもあるので、そうすると余計に庇いたくなることもある)
ところで、我が琉球少林流空手道「月心会」では、己を見つめ心を磨く「心の空手道」と親子の温かい絆をはぐくむ「親子空手」をめざしいる。全国大会でもペア型と称し、親子型が行われる。が、イタリア本部内では親子だけにこだわるとペア数にも限りがあるので、イタリア本部大会では「兄弟型」や「友達型」も結成が認められている。(夫婦型も数組可能なのだから参加すればいいのに...(私はいないから言えるのだけれど!爆)
来月に行われる「華厳の陣」では、長男と次男をペアにして申し込んだにもかかわらず、練習時間が合わないから、無理だ!と次男が言ってきた。じゃあ私とする?来年の全国大会に向けて様子もわかるし...と聞いたが、ペアは嫌だ、というので一度はキャンセルしたものの、やはりやるべきでは?と思い、急遽私と長男がペアを組んだ。ちなみに昨年の全国大会での親子型では長男とペアを組み、2回戦まで勝ち進んだが、3回戦目に優勝した親子にあたり敗退。それ以前に、長男がコートからはみ出た?と思い、立ち止まってしまい、裏正面になっていたので、前にいた私がそれに気づけず、あとから長男が追いつこうとしてペースが崩れたのだ。ビデオで見る限り、シンクロはしていたが、その部分が大きな穴となった。
ペア型は、上手い下手よりも息を合わせることが大切。兄弟でも親子でも喧嘩が絶えないから嫌だ!というのではなく、相手をよく見、尊重し、受け入れてペアを組むことが大切、と師範にアドバイスされた。
まずは、稽古で型を数打つことが大切。お互いの癖を認識し、また、相手の良いところなどを発見、息を合わせることが重要。
学校関係では、本当に苦労をかけさせられっぱなしで、文句ばかり出てしまうが、彼のどこか良いところを発見し、この機会に同調できれば、と思う。
子育ては親育て。悩みは尽きぬが、子供を通し、自分自身を振り返る機会を与えられている。