今日、次男は空手の稽古で2級の昇級審査があった。丸3年目にして茶帯昇級。(先に行かれてしまった〜!!)かなり早い方だと思う。
ところで、我が琉球少林流空手道「月心会」では、黒帯昇段時に大人は「空手道で一番苦しかったこと」、子供は「父母について」というテーマで作文を提出するそうだが、イタリア本部では昇級審査では小中学生を対象に毎回テーマが決まっており、高校生は偶数級の際、作文提出が義務付けられている。
大人はいいよなあ、と次男。けれど、大人も昇段の際は、「空手道とは」というテーマの作文を提出する。
普段、家庭では日本語を話していても、補習校も途中で辞め、日本語の読み書きさえしていない次男。日本語での作文は非常に苦手。イタリア語で書いちゃダメなの〜?!前日までずっと書いていなかった。手伝ってよ、というので、師範は国語の先生じゃないし、添削をするわけでもないのだから、自分の思ったことを言葉にして書けばいい、といって最後まで手伝わなかった。
出来上がった文章をちらっと見て、ひらがなが多いな...と思いつつ、いいんじゃない?としか言わなかった。折れないようにファイルに入れていきなさいよ!といって私は外出。帰宅すると、そのまま居間に置いてあるではないか?!はあ? 宿題をやってもいつも忘れていく次男。それじゃやった意味がないんだよ!!
とはいえ、唸る次男を横目に私も今回はテーマを考えてみた。2級のテーマは「強い人とはどんな人ですか?」
私は、「柳」のようなしなやかな強さをもちたいと思う。強い風が吹いたら流されて揺れてしまってもいい。けれど、風がやんだらすぐに立ち直る。そんな「しなやかな強さ」が美しい。柳のような身のこなし方、心のあり方が理想だ。
意志の強さ。我慢強さ、粘り強さ。動じない強さ。落ち込まない強さ。自分の弱さを受け容れる強さ....いろいろある。
「柔よく強を制し、剛よく柔を断つ」
これは武術用語ではあるが、いろいろな物事に言えることだろう。「柔」は変貌自在の強さ。風に吹かれても、何食わぬ顔をして、柳のようなしなやかさ、柔らかさを持ち合わせていたい。何事にも凝り固まらずに、時に強く、時にしなやかに生きていこう
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