夏の日の恋 〜 夏至 | ミラノの日常 第2弾

ミラノの日常 第2弾

イタリアに住んで32年。 毎日アンテナびんびん!ミラノの日常生活をお届けする気ままなコラム。

 
 
ミラノのママ友、えみちゃんとああ子さんの展覧会第二弾"Amour d'ètè à Tenoha" 夏の日の恋 展@Tenoha Milanoに出かけてきた。Tenoha Milanoについては以前書いたので割愛。
 
友人アーチスト達は、私よりちょっと年下。展覧会のテーマ「夏の日の恋」だなんて、情熱的だわ!私は過去、特に夏に恋なんてしたことあるだろうか?っていうか、恋って何?!といった生活。枯れてるわ...爆 ああこさん曰く、彼女の古い記憶の引き出しの中で、夏の恋は成就する、というイメージはないのだそう。そして常に痛みを伴う。成し遂げられることのない、最初から終わりを想定して始まる刹那的な関係。そこに凝縮された美しさ、熱いようで乾いた、短い恋の複雑な感情...それを25枚の絵に表現されたのだそうだ。
 
 
 
 
 
 
 
 
最新作「黄色い太陽」
 
私は、ステレオタイプで、太陽は真っ赤とインプットされていたが、発想の転換! ♪真っ赤に燃〜えた〜太陽だ〜から〜真夏のう〜みは〜恋の季節なの〜って、黄色だとどう? 刹那な美。
 
考えてみたら、昨日6月21日は夏至だった。一年のうちで一番日中が長い日。
 
その日にはういろうに小豆がのった「水無月」という和菓子を食べるようで、此方にも水無月。冷たい日本茶で頂いた。
 
余談だが、京都では、氷が貴重だった時代より、庶民は氷に見立て、悪魔払いによしとする小豆を入れた「水無月」を食し、暑気払いをしたそうだ。
 
 
 
ところで、会場のTenohaのカフェの抹茶ソフトが美味しいよ!と教えてもらい一緒にいった女友達とちょっと休憩。甘さ控えめ抹茶ソフト、いくらでも食べられちゃう!3ユーロだが、コーンのそこまでびっちり抹茶ソフト! 友人Rちゃんとは会うたびに、恋したいよね〜。ドキドキしたいよね〜。心臓によくないドキドキはしたくないよね〜、と言われる。笑 そう、ここのところ、心臓によくないドキドキばかりだ。
 
 
帰宅は21時半だったが、夏のミラノの空はまだ明るかった。
 
 
在ミラノの皆さんへ 〜 展覧会のお知らせ|