Tenoha Milano オープン | ミラノの日常 第2弾

ミラノの日常 第2弾

イタリアに住んで32年。 毎日アンテナびんびん!ミラノの日常生活をお届けする気ままなコラム。

ライフスタイルショップ、カフェ&レストラン、シェアオフィス、イベントスペース、ポップアップスペースから成る複合施設、Tenoha Daikanyamaの海外初店舗としてTENOHA MILANOがオープンし、そのオープニングに出かけてきた。

 

 

"TENOHA"は、“手のひら”と“葉”の造語で、ものを作り出す手と手が広がり、ここから人やモノ・サービスが育つ場所になることを願ったものだという。Tenoha代官山は、東急不動産ホールディングスグループの重要拠点で、同社が1955年に「代官山東急アパートメント」を開業した場所。長く代官山のシンボルとして認知されてきた。2020年以降は、市況や顧客のニーズに沿って建て替えなどの案があることから、2015年からの5年間限定の施設としているらしい。(ミラノは期間限定なし)

 

ミラノにもまた、セレレクト・ショップやギャラリーを中心にアート、ファッション、デザインというミラノの洗練されたイメージにカフェやレストランなども一緒になったスペースがだいぶ増えてきた。

 

人種の坩堝であるミラノである場合、やはり日本の「和」の文化が注目される中、Tenoha Milanoは日本の洗練された文化を通じ「上質」や「愉しみ」を共有するスペースにしたいという。

 

ちなみに、内装を手掛けるのはミラノを拠点とする建築デザインオ フィス PARK ASSOCIATI。2000 年に建築家の Filippo Pagliani氏と Michele Rossi氏によって 設立。彼らの代表作品はこちらでも見られる。https://www.italian-architects.com/it/park-associati-milano

 

  「和」のテーストを中心にしたショップ。

 

 
 

中庭に面したカフェ&レストランは、神宮前のリストランテ・ダ・フィオーレ眞中秀幸シェフが、季節を感じながら日本の伝統的なおもてなしの心が伝わるメニューを構成。 オープニングでは、ハスのチップやゴマペーストの洋梨とトマトのおつまみなどが好評。こちらの一品をもらうために行列ができたほど!

 

 

 

 
 こちらは24時間営業のレンタルオフィススペース。
 
 
 こちらはイベントスペース。
 
 イタリアで活動しているアーチスト•Hiroko HacciさんとGak Satoさんのショー。
 
オープ二ングはオープンと同時に入ったのでゆっくり画像が撮れたが、気づくとあれよあれよいう間にすごい人、人、人。聞くところによると7ー800人入っていたとか...というわけで、知り合いにもたくさん出会った!日本語を話すイタリア人(男性)からも名刺交換といってたくさん挨拶された。(さすが、イタリアーノ!)爆 しかも一言目に「紫色の髪が素敵ですね!」だと。爆 「ジローラモ、マブダチだよ!」という人も...
 
気づくと10時過ぎ。その後、近くのお店で友人とディジェスティーボを楽しみ、帰宅すると12時を過ぎていた。またもや耐久オープニングパーティー。爆
 

来る17日からついにまた、国際家具店のミラノサローネが開催される。TENOHA MILANO & SHOP 内に展示スペースを設けるのか?と思っていたら、オープニングが予定よりもかなり遅れてしまい、何かにつけて役所の手続きに手間取るので、フォーリサローネとしての出展はかなり限界があるとか。

 

とはいえ、ミラノのトレンドであるナヴィリオ地区。新しい癒しのスポットになること間違い無し!

 
 
    お土産に頂いたお花。
 

https://www.mixcloud.com/HirokoBee/