ライフスタイルショップ、カフェ&レストラン、シェアオフィス、イベントスペース、ポップアップスペースから成る複合施設、Tenoha Daikanyamaの海外初店舗としてTENOHA MILANOがオープンし、そのオープニングに出かけてきた。
"TENOHA"は、“手のひら”と“葉”の造語で、ものを作り出す手と手が広がり、ここから人やモノ・サービスが育つ場所になることを願ったものだという。Tenoha代官山は、東急不動産ホールディングスグループの重要拠点で、同社が1955年に「代官山東急アパートメント」を開業した場所。長く代官山のシンボルとして認知されてきた。2020年以降は、市況や顧客のニーズに沿って建て替えなどの案があることから、2015年からの5年間限定の施設としているらしい。(ミラノは期間限定なし)
ミラノにもまた、セレレクト・ショップやギャラリーを中心にアート、ファッション、デザインというミラノの洗練されたイメージにカフェやレストランなども一緒になったスペースがだいぶ増えてきた。
人種の坩堝であるミラノである場合、やはり日本の「和」の文化が注目される中、Tenoha Milanoは日本の洗練された文化を通じ「上質」や「愉しみ」を共有するスペースにしたいという。
ちなみに、内装を手掛けるのはミラノを拠点とする建築デザインオ フィス PARK ASSOCIATI。2000 年に建築家の Filippo Pagliani氏と Michele Rossi氏によって 設立。彼らの代表作品はこちらでも見られる。https://www.italian-architects.com/it/park-associati-milano
来る17日からついにまた、国際家具店のミラノサローネが開催される。TENOHA MILANO & SHOP 内に展示スペースを設けるのか?と思っていたら、オープニングが予定よりもかなり遅れてしまい、何かにつけて役所の手続きに手間取るので、フォーリサローネとしての出展はかなり限界があるとか。
とはいえ、ミラノのトレンドであるナヴィリオ地区。新しい癒しのスポットになること間違い無し!














