昨年度まで、琉球少林流空手道月心会イタリア本部大会の「秋の陣」と呼ばれていた大会が「華厳の陣」と命名されなおされ開催された。
全国大会から稽古を重ね練りこんで来て、師範の甘い言葉？に煽てられ、自分に暗示をかけ、あとは平常心でベストを尽くそうと思っていたにも係わらず.....
全く緊張もせず臨んだにも係わらず、型の演舞中２カ所体がぐらついた。猫足と呼ばれる、手刀受けで前足をつま先立ちさせそれでいて腰は後ろに突き出すように低くし、背筋はすっと伸ばす構えがある。そこでぐらっと来てしまったのだ。まじ？体制が崩れる前に次の動作に入ったが、これまた良くなかった気がする。判定は４−０。ゼロ？思い切り目の前が真っ暗になった。自由型ないの？これでおしまい？
今回、自分の帯の色
それでいて、練習もそこそこだった長男と次男の兄弟型が３位に入賞。まあ、息さえ合えば、そこそこにキレはあるのだが、細かいところは、まだまだ。もうお兄ちゃんとはしたくないよ！と次男。ギリギリまで喧嘩をしていたし。かといって、私とだともっと喧嘩するからやめてくれ！
今回の大会は予想外の結果が続出した。必ず勝つと思った人が、なぜか負けてしまい（それなりの理由はあるだろう）その逆もあった。これだけは分からない。
ところで、稽古中もそうだが、試合でも見学の態度となると、自分の番が終わってしまった子供達が飽きてしまうのは仕方ないことだが、まあくねくね、ごろごろ、とても武道とは思えない態度が多い。師範や黒帯の人たちは、審判に携わっているが、やはりざわざわ感は気になるもの。しーーーーっと注意をしても、一瞬しか止まらず。仕方なくあっちへ走り、こっちへ走り注意しまくる。ある意味、いつも私が注意しまくり、子供達は私に慣れまくっている？という勘さえもある。
私： ねえ、ちゃんと見ててごらん。あのKくんはね、日本でもトップクラスのレベルなんだよ。みんなはそのKくんと一緒に練習をし、その姿を近くで見られることはすごいことなの！
少年A： でもさ、赤帯の先生の方がずっとうまいよ！
私： 赤帯の先生はね、宗家岡田先生だからあ•た•り•ま•え！！
私： ねえ、ちゃんと見ててよ。黒帯のあのKくんとHくんは見えない何人もの敵を倒しているんだよ。
少年B： 技が早すぎて何にも見えないや！
私： ねえ、お願いだからちゃんと見てなさい！
少年C： さすが、３段はすげーよなー。２段補とはちげーや。
私： 大きな声で言うんじゃないの！！
と、こんな感じである。我が家の愚息らになめられているのと同じではないか！涙
帰宅して、今回は一人だけカップも賞状もなく、改めて落ち込む。
明日から気持ちを入れ替えて、新たなモチベーションで頑張ろう。次は昇級だ！