金木犀 | ミラノの日常 第2弾

ミラノの日常 第2弾

イタリアに住んで32年。 毎日アンテナびんびん!ミラノの日常生活をお届けする気ままなコラム。

 

今週2回、次男の学校へ自転車で出かけた。

学校近辺のどこからともなく香ってくる花の香り。「金木犀」だ。一度止まってあたりを見回してみたが、金木犀の姿は見当たらない。

 

香りの記憶は不思議だ。何度も書いているので詳細は省くが、香りを嗅ぐことにより、その時の感情や記憶が蘇ることを「プルースト効果」と呼ぶ。

 

金木犀の香りを嗅ぐと、小学生の頃の通学路を思い出す。どこに咲いていたのかわからない。ただ、なだらかな坂道を思い出すのだ。

 

秋は、紅葉も綺麗だが、金木犀の香りによって、秋の深まりを感じさせてくれる。

 

ところで、金木犀は10月7日の誕生花

花言葉は、謙虚、気高い人、真実、陶酔、初恋

 

また、金木犀の「犀」の漢字って動物の「サイ」だよね?と思って調べてみたら、 樹皮の模様が犀の皮に似ているからだと。ビミョー!笑

 

ちなみに、金木犀の後に、銀木犀が咲くのだが、金木犀はオレンジ色の小さな花。銀木犀は白だが、香りは金木犀の方が強い。

 

それにしても、トイレの芳香剤というと、実際は似ても似つかないのだが、なぜか金木犀の香り...と思っていることがあったが、実際、汲み取り式のトイレの近くに、金木犀が植えられていることも多かったという。(!)とはいえ、開花は4-5日と非常に短い。

 

金木犀のお茶、「桂花茶」は飲んだことはないが、「桂花陳酒」は若い頃、よくソーダで割って飲んでいた。今はロックがいいな。爆

 

金木犀 秋が深まり 神無月

そよ風に 優しく香る 金木犀

楊貴妃も 桂花陳酒で 美肌維持

サワデーは 心安らぐ 金木犀

金と銀 甘い香りを 深呼吸

 

 

 

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