🎶探しものは何ですか〜?
見つけにくいものですか〜?
カバンの中も つくえの中も
探したけれど見つからないのに...
と、私はしょっちゅう何かを探している。挙句の果てに、何を探しているのかさえ、忘れてしまう天才である。ってちょっとアルツ来てる?
🎶探すのをやめた時
見つかる事もよくある話で
踊りましょう 夢の中へ
行ってみたいと思いませんか? うふふ〜
そう。確かに、一度探すのをやめ、時間を置くと、ふと何気に見つかる...ということもあるのだけれど、見つけ出すまではなんとも気持ちが悪い性格上、意地になって探し続けて時間を無駄にしていることがなんと多いことか!
ところで、今朝同じアパートのシニョーラが、家に来て、中庭の植木について話していたのだけれど、途中から「そうそう、夏にカヌーがなくなったこと話したかしら?」と言われた。彼女は80歳近いのだが、カヌーを嗜み、ミラノ郊外の湖に別荘を持ち、夏の間はそこでカヌーを楽しんでいる。そして、この夏カヌーが盗まれてしまったのだそうだ。「サンタントーニオの祈りも届かなかったかと思ったら、出てきたのよ。」という。サンタントーニオって?と思ったが、そのまま聞いていた。
また、孫が携帯電話を失くし、見つからず、やっぱりサンタントーニオはダメだったと思ったら、ドイツから見つけたって人から連絡が入ったの!と言う。えっだからサンタントーニオって、誰?
”サンタントーニオ”とは、”聖パドヴァのアントニオ”(1195-1231年)のことで、ポルトガル生まれのフランシスコ会の修道士だが、よく教会の絵画や肖像で、幼子のキリストを抱いているのをよく見かける。ちなみに私の教会にも銅像がある。それでもなぜかサンタントーニオとは、私の中では、3-4世紀の聖アントニオ修道院長とごっちゃ混ぜになっていた。
彼は、説法に優れ、生前から民衆にも大変人気のある人物であったという。彼が死んだ時、天使たちが舞い降りて町中の教会の鐘をひとりでに鳴らしたとも言われている。そして、教会では、失せ物、結婚、縁結び、花嫁、不妊症に悩む人々、愛、老人、動物の聖人とされている、と初めて知った。
サンタントーニオ! サンタントーニオ! サンタントーニオ!
と、心の中で3回唱えると失くした物、捜している物、どこに置いたか忘れてしまった物が奇跡のように見つかるとか...???
まあ、家の中で物がなくなる時は、元にあったところに置くこと。物は増やさない。整理整頓が一番よね〜。は〜。
Sant'Antonio, glorioso servo di Dio, famoso per i tuoi meriti e i potenti miracoli, aiutaci a ritrovare le cose perdute; dacci il tuo aiuto nella prova; e illumina la nostra mente nella ricerca della volontà di Dio. Aiutaci a trovare di nuovo la vita di grazia che il nostro peccato distrusse, e conduci noi al possesso della gloria promessaci dal Salvatore. Ti chiediamo questo per Cristo nostro Signore. Amen.
栄光に満ちた神の僕、パドヴァの聖アントニオ
あなたは功徳と奇跡で名高い方、失した物が見つかるように私たちを助けて下さい。
私たちが誘惑にさらされる時、あなたが助けて下さいますように神の御旨を探し求められる小道を照らして下さい。
罪によって壊された恵みの生活を再び見つけることが出来るよう助けて下さい。
そしてキリストが約束された栄光へと私たちをお導き下さい。アーメン
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