空港のデューティ・フリーの前を通ると, オエッと気持ちが悪くなるような香水の香りとは全く違う! 香りや味、音楽などによって、ふと記憶がフラッシュバックすることがある。それをプルースト効果(プルースト現象)というのだそうが、何かある記憶や感情が呼び覚まされるのだ。http://
自分では、その香りに、どんな記憶があるのかさえ、思い出せない。ただ、子供の頃から、どこかで秋にかいだ記憶。それだけ・・・もっと何年もした時に、また違った記憶がよみがえるのだろうか?
その香りは、金木犀。
日本では、オレンジ色のものしか見たことがなかったけれど, こちらでは白い花をつける銀木犀がある。
香りの割りに、5ミリくらいの4弁花が数個ずつ固まって枝一杯覆う。花言葉の一つに「謙遜」というのがあるそうだが、地味な割りに何か人を魅惑するあまい香りを持つのがアンバランスといおうか。
属名の「オスマンツス(Osmanthus)」はギリシャ語の『osme「オスメ」(香る)、anthos「アンサス」(花)』に由来。英名は「fragrant olive(フラグラント・オリーブ)」。イタリアでは、Osmanto odorosoと呼ばれるらしいが、私の周りでは、それを知っているイタリア人は誰もいなかった。
また、中国では「丹桂(タンケイ)」または「桂花(ケイカ)」と呼ばれ、丹は(橙色)、桂は(月、木犀類)」を指し、月から地上に伝わった仙木だとされる。ちなみに、。桂花陳酒は、白ワインに金木犀の花を3年間漬け込んだ中国のお酒だとは意外に知られていない。楊貴妃が好んだというお酒。
10月1日の花。花言葉は、「謙遜」「真実」「陶酔」「初恋」
金木犀の香りにまつわる思い出, 記憶をお持ちですか?

