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風に正対して着地するのが理想的


だけど、気にしすぎなくて良いんです。
ちょっとくらいずれてても大丈夫。


大切なのは、着地のときに翼が水平になっているコトです。


【体が傾きながら着地するのは難しい】


ターンをすることで翼が傾き、人間が振り子の動きをしながら着地することになります。


うまく走り向けられなかったり、地面に突っ込むように倒れ込む恐れがあります。


高度5m以下になったら翼を水平に飛ばし、体が地面に垂直な状態で着地することに集中しましょう。


【風の力の成分を考える】


ベクトルで考えると、
30°だったら、向かい風成分70%、横風成分30%


45°だったら、向かい風成分50%、横風成分30%


90°真横の風だったら、向かい風成分0%、横風成分100%


無風で降りることができる人は、向かい風成分0%の横風でも降りることができるはずです。


ただし、気をつけたいのはブレークを引いた後、横風成分によってグライダーが流されることです。


着地した時からグラハンで修正を始めないときれいに翼を降ろせません。


グラハンスラロームで修正の練習をしましょう。


【まとめ】


風に正対して着地しなければならない 訳ではない


翼を水平に飛ばし、振り子運動が出ないようにすることが、着地の衝撃を減らすうえで重要です。


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空飛ぶオトコの 空を飛びたくなる歌

2曲ご紹介します!

◼︎ ELLEGARDENの「風の日」

日々いろんな事があるけれど、風の日には飛ぼうとしてみる。僕らはそんなもんさ
ロックで男っぽい雰囲気が大好きです。

歌詞
http://j-lyric.net/artist/a002983/l009489.html
動画
https://m.youtube.com/watch?v=BeX0YEOt7l4

◼︎ 井手綾香の「風をつかまえて」

♪あの風をつかまえたら飛び乗って〜
代々木ゼミナール 2012 CMソングでしたが、歌詞がパラグライダーにピッタリです!
爽やかなメロディーと透明感のある歌声が美しい空をイメージさせてくれます。

歌詞
http://j-lyric.net/artist/a0552c1/l028005.html
動画
https://m.youtube.com/watch?v=9eEV7srSYZY

パラグライダーで飛びたくなったら、ぜひ聴いてみてください。もっと飛びたくなるはずです(笑)


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離陸直前のフォーム

・体重は100%ハーネスに乗っていて、テンション方向は真下

・グライダーのスピードで走れる体制


まず、「体重は100%ハーネスに乗っていて、テンション方向は真下」について

これは、鉄棒にお腹で乗っている状態が近いです。

センターベルトを鉄棒に見立て、お腹もしくは上半身で下に抑え込みましょう。
(ハーネスのタイプによっては出来ないものもあります。)


そして、「グライダーのスピードについていける走れる体制」

これはしっかり前傾した体制です。

2つを合わせると、「ショッピングカートの持ち手に乗った状態」になります。

空港で良く見かける風景なんですが、伝わらないですね^^;

いい画像が用意できたらアップします!


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ライズアップ→キープのあと

①グライダーは頭上にありますが、まだ滑空していません
(スピードがのってなくて、揚力が弱い状態)

もちろん足は地面に着いています


離陸後は、

②グライダーが滑空していて、足は地面から離れています


①と②の間に、

グライダーが滑空していて、足も地面に着いている
という状態があります

離陸直前の状態です

この状態を作るのが上手な人は、テイクオフが上手だと言えます



離陸した後は、テンションは下方向にしかかけられませんよね

重力によって、自分の体重が100%下方向にかかっています


離陸直前も同様の状態になっているはずです
しかし、足はまだ地面に着いています

グライダーは滑空しだしたので、ブレークコードできっちりコントロールします


この状態をすっとばしてしまっていると、テイクオフ失敗の可能性は高まります

グライダーが滑空してなければ浮かないかもしれません

テンションの方向が合わず、グライダーをコントロールできていなければ、揺れの大きいテイクオフになります


次回は離陸直前の状態のつくりかたを説明します


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パラグライダーのラインをピンと張ることを『テンションをかける』と言います。

ライズアップやグラハンの時にどの方向にテンションをかけるかというと

ラインの方向です

細かく言うとBラインの方向

グライダーが地面に広がっているときは前、ライズアップ中は斜め下、頭上まで来たら真下です

※風が弱い場合は+前進力が必要です

テイクオフの時に、とにかく走れとアドバイスをする方もいます

体験やタンデムの時はそれでも良いですが、キレイなテイクオフをするためには間違いです

走り過ぎは人間がグライダーを追い越し、ピッチアップを招きます

ピッチアップの後には当然ピッチダウンします

もう一度地面に近づいたり、ピッチングで揺れながらテイクオフすることになります

これはスタ沈(テイクオフ失敗)の大きな原因になります


自分の体重を無駄なくグライダーに乗せるため、ラインの方向を意識してテンションをかけましょう!