そうだ、米国で医者やろう~♬ -7ページ目

そうだ、米国で医者やろう~♬

米国ボストンで循環器内科フェローをしています。心臓集中治療の分野と美味しいご飯処を世界に広めるのが目標です。

今日はプログラムの責任者Dr. Hと面談をした。


呼び出しを食らったわけではない。全員必須である。Dr. Hと一対一で循環器内科フェローシップが始まってからの3ヶ月を振り返った


恐らく、米国特有の文化である。プログラム側からの評価を受ける。そして、こちら側もプログラムにフィードバックをする。


高確率でフィードバックは反映されて、システムレベルで迅速に改善されていく。日本であれば問題点を挙げても、何かと文化という言葉に解説の糸口は収束し、システムを変えるには至らない。この柔軟性、米国の強みであり日本も学ぶべき点である。


今回のフィードバック、実は非常に懸念していた。内科レジデンシーの際はある程度適当にやっても言い方は悪いがスペックで処理することができた。フェローシップは違う。全員、努力と頭脳を持ち合わせている。


常に最大限の準備をして臨んでいたが、知識・経験の欠如や言語の壁に苦戦して思うようなパフォーマンスを発揮することが出来なかった。ときには指導医に怒鳴られることあった。自分としては65点くらいの出来である。合格点は60点である。


Dr. Hは普段は温和な性格だが医療に対しては厳しいことで知られる。そんな彼が最初に口にした言葉はExcellentであった。安堵した。


朝早く出勤して遅くまで働いた。やってもやらなくても良さそうなことは全てやった。空いた時間は勉強した。どの部分がどのように評価されたのかはよく知らないが、Dr. H 曰く、指導医たちから厚い信頼を勝ち取ったらしい。最近の論文の業績も讃えられた


ついでに保留になっていたResearch Yearもほぼ承諾されて、3年目は1年間殆ど研究に費やすことができるようになりそうである


最近、ハマっているユーチューバーで「世界のヨコサワ」チャネルというのがある。プロのポーカープレーヤーで世界を転々としているらしい。


彼がプロのポーカープレーヤーの大切なコンセプトで「期待値をプラスにすることの重要性」を訴えている。


ポーカープレーヤーが儲ける方法。それは収支の期待値をプラスにすること。ギャンブルは(分散が大きいので)、大きく損をしたり儲けたりする。しかし、期待値をプラスにできれば、やり続ければいつか必ず収支はプラスになる。


そして、その期待値をプラスにする為には勉強をすることだとヨコサワさんは言う。彼は賞金を稼ぎまくっている現在でも日々ポーカーの勉強を欠かさないという。


仕事も同じかもしれない。絶対にパフォーマンスがいい日や悪い日は必ずある。でも、毎日しっかり勉強して準備をして努力する。期待値がプラスになる。恐らく仕事の場合、分散も小さくなる。長期的にパフォーマンスがプラスになる


コツコツコツ。日々の変動に動じず、長期的に診る。これが医の道なり。





*今回は文章を「である調」で書いたが特に意図はない。





先日, New York郊外のCold Springでハイキングした. 











ボストンの閑静な住宅街にあるイタリアンでパスタを頬張っていると日本人の友人は言いました


友人「先生は凹むことなんてないですよね?」


わい「・・・・・」


いやいや、わたしスーパー超人でも機械でもないですので日々凹んでおります。



ただ、それを表に出してないだけです。


当直のときにプレゼンの仕方が悪いと指導医に怒鳴られたり、数日前には別の指導医にMisleadingな説明をしたと怒鳴られました。さらに、核医学のレポートが適当だと指摘されたり散々です。


むしろ、普通の人よりも気にするかもしれません。先日は怒鳴られたりあと、30分くらいぼーっと空を眺めて雲の数を数えてました。てか、めちゃくちゃ気にします。


でも、どんな理不尽なことを言われても、しっかりと真摯に受け止めて問題点を整理して改善策を常に模索していますし、表には絶対に出さないようにしています。


ただ、どんなに気にしていても絶対に心の負担に感じないように努めています。心の負担にしてしまうとどんどん気持ちが落ち込んでしまうので。必ず客観的に受け止めて打開策を考える。その過程で心の負担が軽減します。経験上、心の負担が重なると処理しきれなくなってパンクします。


心の負担にしないために気にしないという策もありますが、批判から避けてしまうと成長もしないし、長期的にみると状況は悪化することの方が多いです。なのめ、精神構造を保つ最終手段以外の目的では気にした方がいいような気がします。


アメリカで働いて夢を追い続けると、目の前に立ちはだかる困難に苦戦して怒鳴られたりすることはよくあります。


そんなときは常に等身大に気にした方がいいし、それをもとに解決策を模索した方がいいけど、決して心の負担にしてはいけない。


辛いときはとりあえずビールでも飲んで、アルコールと共に鬱憤を胃袋に飲み込んでしまいましょう。



今週ついにはじめての当直をやりました. 

 

うちのプログラムはフェローのサポートが充実していて, 内科専門医試験(8月)が終わって仕事に慣れた9月頃から当直がはじまります. 

 

頻度的にもかなり優遇されていて, 当直は平均して週一回しかありません 神!!! 他のプログラムの当直スケールユールは知りませんが かなり良いスケジュールだと思います. 

 

ちなみに フェローシップの面接の際, フェローに当直のスケジュール(Call Scheduleといいます)を聞くのは必須です. 基本的にプログラムの質とCall scheduleは強く相関します. 

 

今週は少し変則的で2回当直がありました. いやーーーー 辛い・・・・・・・. 

 

同僚の前では楽勝ぶってましたが, めちゃくちゃきついです. 1年目のフェローだから電話しやすのか1時間おきに夜勤のインターンから電話がかかってきます. 運にも見放され, 心臓発作や重篤な不整脈で運ばれてきた患者の対応を迫られたりしました(普段はそんなありません). 

 

ERからはひっきりなしにコンサルがくるし, 他科からは確実に夜間にコンサルする必要のないケースがじゃんじゃかきます. 

 

みんなしっかり医学部で全般的な医療を学んだはずなのに, 専門に進むと自分の範疇に収まらない問題は思考を放棄してすべて専門家に投げつけてる気がします.

 

昨晩は術前の心臓評価ということで心エコーを夜中の3時にお願いされました. 夜にやることじゃない. 

 

眠気と疲労で静かに舌打ちはしましたが, タフツ大学循環器内科の基本的なコンセプトは「SAY YES!!」です. 他科との関係はビジネスなので依頼はすべて受けるようにオリエンテーションで強く念を押されてるのでもちろん即答でYESといいました.

 

緊急カテを発動する過程で指導医に深夜に電話したら謎にブチギレられる事件もあって若干凹みましたが, ちょうどタイミングよく二つ上の先輩フェローと連絡してて, you need to have a thick skin to survive fellowship! (動じない心が大切)と言われて, ふーん, こんな表現もあるのだなと学びました.


当直の辛いところは翌日も普通に仕事があることです. 今週は幸い市中病院におるので翌日の今日は午前休をいただいて3時間ほど家で仮眠できました. 

 

幸い体力には先天的に恵まれているので40時間くらいまでなら連続で働けますが, 一般的にこれはかなりきついと思います 

 

医者の仕事は頭もある程度大切ですが, 米国で循環器内科になるのであればある程度体力が必要かもしれません. 

 

 


中本的なラーメンが食べたくなって近所の激辛味噌ラーメンを食べたが辛くもなければ旨くもなかった件