今日はプログラムの責任者Dr. Hと面談をした。
呼び出しを食らったわけではない。全員必須である。Dr. Hと一対一で循環器内科フェローシップが始まってからの3ヶ月を振り返った。
恐らく、米国特有の文化である。プログラム側からの評価を受ける。そして、こちら側もプログラムにフィードバックをする。
高確率でフィードバックは反映されて、システムレベルで迅速に改善されていく。日本であれば問題点を挙げても、何かと文化という言葉に解説の糸口は収束し、システムを変えるには至らない。この柔軟性、米国の強みであり日本も学ぶべき点である。
今回のフィードバック、実は非常に懸念していた。内科レジデンシーの際はある程度適当にやっても言い方は悪いがスペックで処理することができた。フェローシップは違う。全員、努力と頭脳を持ち合わせている。
常に最大限の準備をして臨んでいたが、知識・経験の欠如や言語の壁に苦戦して思うようなパフォーマンスを発揮することが出来なかった。ときには指導医に怒鳴られることあった。自分としては65点くらいの出来である。合格点は60点である。
Dr. Hは普段は温和な性格だが医療に対しては厳しいことで知られる。そんな彼が最初に口にした言葉は「Excellent」であった。安堵した。
朝早く出勤して遅くまで働いた。やってもやらなくても良さそうなことは全てやった。空いた時間は勉強した。どの部分がどのように評価されたのかはよく知らないが、Dr. H 曰く、指導医たちから厚い信頼を勝ち取ったらしい。最近の論文の業績も讃えられた。
ついでに保留になっていたResearch Yearもほぼ承諾されて、3年目は1年間殆ど研究に費やすことができるようになりそうである。
最近、ハマっているユーチューバーで「世界のヨコサワ」チャネルというのがある。プロのポーカープレーヤーで世界を転々としているらしい。
彼がプロのポーカープレーヤーの大切なコンセプトで「期待値をプラスにすることの重要性」を訴えている。
ポーカープレーヤーが儲ける方法。それは収支の期待値をプラスにすること。ギャンブルは(分散が大きいので)、大きく損をしたり儲けたりする。しかし、期待値をプラスにできれば、やり続ければいつか必ず収支はプラスになる。
そして、その期待値をプラスにする為には勉強をすることだとヨコサワさんは言う。彼は賞金を稼ぎまくっている現在でも日々ポーカーの勉強を欠かさないという。
仕事も同じかもしれない。絶対にパフォーマンスがいい日や悪い日は必ずある。でも、毎日しっかり勉強して準備をして努力する。期待値がプラスになる。恐らく仕事の場合、分散も小さくなる。長期的にパフォーマンスがプラスになる。
コツコツコツ。日々の変動に動じず、長期的に診る。これが医の道なり。
*今回は文章を「である調」で書いたが特に意図はない。
