障害を責めないでください
以前、発達障害と診断された30代女性のBさん。
私の人生、何をしてもうまくいかない。
と困っておられました。
その２の続きです。
Bさんは、やれることとやれないことの差がとても激しい人です。
前回までに、
事務クリップが使えないダメっぷりと、
A4の紙を折りたたんでA6サイズの封筒にしまえない
慌てっぷりをお伝えしました。
この現実を知ってください。
互いに、ありのままを見つめて
受け入れあえたら、素敵な人間関係が築けますよね
芯出しセッションで、見えてきたこと
当方の個別のセッションでは、「芯出し」と呼ぶ作業を行います。
感情が大きく動いているときには、
必ずあなたの人生を陰で突き動かす存在
＝インナーチャイルド
が働いています。
Bさんは、芯出しセッションを受けて、
焦って思考が働くなる瞬間に何が起きていたのかを
じっくりと観察していきました。
すると・・・
幼少時に、周りの人から叱責され続けたことが
思い出されました。
もともと発達障害の特徴を持っていた子供だったのに
周りがそれに気が付かず、
なんでこんなこともできないの？
と学校の先生や、親に
執拗に責め立て続けられていたので、
適切な療育や自分に合った指導も受けられず、
私はどうせボロ雑巾で
人に罵倒されるだけの人生なんだ・・・
と混乱したまま、成人したのでした。
はっきり言うと、これらはトラウマです。
トラウマの２次被害で、症状がひどくなっていたのでした。
何かやろうとすると、無意識に
当時叱責され続けたことを思い出しており、
ガクブル状態になってしまっていたのです。
（専門的には、トラウマのフラッシュバックと言います）
でも芯出しセッションの最後には
それらのトラウマをすべて、笑いながら手放していきました。
思い返すと、なんであんな風にこだわって
いじめてきた人たちを憎んでいたんだろう？と
今では思うそうですよ。
めちゃ悟ってますね
その後は、あわてる頻度が少なくなり、
落ち着いて考える余裕が出てきています。
芯出しセッション後、さっそく開業届を出す！！
Bさんは、生きづらさや不器用さを抱えながらも
引きこもり期間中も
一生懸命に、勉強を続けてこられた人でした。
成功したいという情熱もあります。
そして、
芯出しセッションから１０日もしないうちに・・・
「志のぶ先生、私も先生みたいに
人の役に立つ仕事がしたい！！」
と宣言して、
いきなり屋号を決めて、
開業届を税務署に行って出してきたのです。
彼女には難しかったであろう役所での手続きを済ませて
意気揚々と帰ってきました。
この行動力が、ADHDの天才性
だと思いました。
だと思いました。起業したいけど、子供いるし私には無理・・・とか言って
５年たっても、１０年たっても
開業する勇気がない人や、
サロネーゼとして主婦がなんちゃってカウンセラーのような
ことをしているのに、
開業届を出さずに隠れてやっている人も多い中で、
こんなに堂々といきなり正攻法で
勝負する人を知りません。。。
心底驚かされました。
これで、私と同じ起業家仲間になったBさん。
独り立ちして稼げるようになるまで、私も応援していきます。
（現実的には、
いきなりカウンセラーデビューは難しいので
開業したけど、しばらくは開店休業で
地域支援センターのアドバイスを受けて
発達障がい者向けのアルバイトを頑張りながら、
修行をしていく予定です。）
あなたもどうせ発達障害だからと、あきらめないでくださいね。
楽になって生きやすくなる方法が、確実にありますよ♪
無料トークセッションでお会いしましょう。
アダルトチルドレン専門セラピスト
林志のぶ
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