続:宝塚原曲の探し方~音楽認識アプリを活用しよう~ | 月と音の丘の放送局

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宝塚歌劇の使用楽曲を紹介しているサイト「月と音の丘の仲間たち」のブログです。
音楽に関することを中心に思ったことを書いていけたらいいなと思います。

こんばんは。
暑い日が続きますがいかがお過ごしでしょうか。

直近のHPの更新履歴から察しのいい方は既にお気づきかと思いますが、最近は主に1990年代以前の昔の作品の原曲探しをしています。
前回の「原曲の探し方~宝塚大劇場公演編~」にも書きましたが、ライブCDの曲目リストが公開されているのは2007年星組の「レビュー・オルキス」以降の作品。
それ以前の作品やライブCDが出ていない作品は自力で探すしかありません。

私がこれらの作品の原曲情報を探す上で参考にしているのは

・HP立ち上げ時にお世話になったsaeさんのサイト情報
・Twitter(「作品名 曲」で調べると情報が出てくることがある)

ですが、もう1つ活用しているものがあります。
それが音楽認識アプリと呼ばれるもの。
アプリに曲を一定時間聞かせるだけでその曲の曲名やアーティスト等詳細の情報を教えてくれるという優れものです。
私が使っているのはShazamとSoundhoundの2つですが、この2つには決定的な違いがあります。
それはShazamはCDなどのオリジナル音源と全く同じでないと認識しないのに対し、Soundhoundは鼻歌などでも認識してくれる、ということ。
つまり、基本生オケでアレンジされていることも多い宝塚歌劇に限って言うと、オリジナル音源がそのまま使われることはあまりないのでSoundhoundの方が曲探しに向いているということになります。

例えばつい昨日も1997年雪組の「ゴールデン・デイズ」の原曲情報をUPしたのですが、これもSoundhoundで探し当てることができました。

第9場 ラスト・ドリーム~スタジオ廃墟~
第10場 ラスト・ドリーム~スタジオ夢~

の2場面ですね。
使い方はいたって簡単で映像を再生してそれに向かってひたすらSoundhoundを起動するだけ。
かなりわからない(該当なし)とごねられましたが、2回連続でシルクドソレイユの曲と表示されたので「お!?」と思い調べた所ビンゴでした。
あ、1回だけだと誤爆も結構あるので、2回以上連続で同一曲がヒットした場合だけ調べるのがコツです。

Shazamに関しては

店のBGMやTVの使用曲など、オリジナル音源がそのまま流れているようなケース

で使うといいです。
フィギュアスケートとかオリジナル音源をそのまま編集して使用しているようなケースにも向いてますね。
ただ宝塚に限っていうと、別箱作品で曲がそのまま録音されて使われてるとかそういうケースに限定されるかと思います。

私がHPに載っていないけど気になる曲がある!という人は音楽認識アプリを使ってみるといいかもしれません。
ただあまりにアレンジされてるとヒットしないので、そういう場合はアプリは諦めて地道に探すしかないですが。