もうひとつのワールドカップ
南アフリカで9月にひらかれる知的障害者サッカー世界選手権大会に日本代表が出場します。
この大会への参加応援のための、2006年ドイツ大会のドキュメンタリー映画上映会及び懇親会に参加しました。
94年から4年おきに、2002年は日韓ワールドカップ後日本で開催され、日本代表は前回2006年ドイツ大会、今回南アフリカ大会で3回目の出場です。
再度、応援イベントは下記HP
7月30日、8月8日に都内でも応援イベントが開催されます。
http://www.jffid.org/11/0029.html
出発前の様子や、代表メンバー決定、試合や障害者サッカーの海外事情などのドキュメンタリーで、とても内容が濃く、試合は当然ハイレベルの熱戦です。
(ooba)
福祉を考える・最終回
堀田製作所 堀田健一さんの想い⑤
その喜びが手に取るように分かるのです。そうするとその喜びは何倍もの大きさになって私のもとに返ってきます。夫婦で、それこそ命を削ってお客様の自転車を作る。喜んでもらえたら、私たちはまた生きながらえることができる。そういう人生の戦い方をしなければ生きてはいけないことも、この30年間でお客様から教えて頂いたことです。
昨年、自転車産業振興協会が取り組む高齢者向け自転車施策事業に私のアイデアが採用されまし。このような事業が社会に還元されれば、また大きな喜びの輪が広がっていくはずです。ここで大いに努力し、高齢者を取り巻く環境がよくなることを考えていくことは自らの役目だと思っています。
私が感動した言葉に稲盛和夫氏の「執念の努力」があります。私もその域に一歩でも近づけるよう、そして1人でも多くの喜びが、大きな喜びを連れてきてくれることを祈りつつ、これからも天命をまっとうしていきたいと思います。
おわり
福祉を考える④
堀田製作所 堀田健一さんの想い④
また、「できない」と言わないことは、思わぬ副産物を招いてくれました。何よりもそれが、自転車作りのアイデアの源泉となったのです。引き受けてしまった以上、なんとしてでも形にしなければならない。それは待ったなしの状態ではありましたが、元来物づくりが大好きな私にとっては幸福な悩みであったのかもしれません。
しかし、私はお客様の要望どおりに自転車を作ることはしません。過保護にすることこそが、お客様の自立心を削いでしまうからです。というのも、言われたとおりに作ると、お客様はその時は大喜びをされて自転車に乗り出します。そうすると、いままでよりも元気になってしまって、すぐにその方の体力に自転車がそぐわなくなってしまうのです。そこで私は、少しだけ高いハードルのところで自転車を作り、調整してお渡しするようにします。
そうすると、最初は「不親切だ」などと怒り出す方もいらっしゃいます。それでも、なぜこのような自転車を作ったのかを納得がいくまでしっかりとお話しして、乗り方をお教えします。だから、真夏の炎天下、お客様の乗る自転車を追いかけて、上半身裸で走って、大声を出して、汗だくになることもしばしばです。
そこまでして乗れるようになると、お客様の身体はいつもより動くようになって、何よりも1つの困難を乗り越えたことで、大いに喜ばれます。
つづく


