障害年金サポート@社労士のブログ -40ページ目

障害年金の問題点は?

これまで何度も取り上げられた問題でもありますが、今日はもう一度『障害年金の問題点』をみてみましょう。


公的年金には、大きく分けると老齢年金・障害年金・遺族年金の3つがあります。3つのうち、「老齢年金は年齢」、「遺族年金は死亡」という明らかな要件があるため、年金の貰い忘れや請求漏れは非常に少ないわけです。もちろん今問題となっているようないろいろなケースもありますが、障害年金の貰い忘れや請求漏れに比較すれば遥かに少ないといえるでしょう。なぜ、障害年金の貰い忘れや請求漏れが多いのでしょうか?それは、『どういう障害の状態であれば年金がもらえるのか?』が、より専門的であり、かつ、複雑・多岐にわたるので、自分が障害等級に該当する障害の状態にあることを自覚しておらず、そのために本来は政府に対し請求すれば障害年金がもらえるにも拘らず、結果としてもらい損ねている人がかなりいると考えられます。

以上のような障害年金の『貰い忘れ』や『請求漏れ』がどうして起こるのでしょうか?


一つには、障害年金という呼び方から来る誤解があるようです。すなわち、障害年金が支給される『障害者』という呼び名からくる限定的な、そして勝手な解釈が原因と考えられます。それは、障害年金制度における『障害者』とは、手足や五感が不自由な人だけが対象ではないかという勝手な解釈がされているということです。これは、慢性腎不全・ガン・糖尿病そしてうつ病などの病気を原因として「労働(働くこと)が制限される人」や「日常生活が制限される人」も障害年金がもらえる場合がある、ということが世の中に広く知られていないためです。どのようにして広報活動を行なうかが今後の課題といえます。


二つ目には、障害年金を請求している人の殆どが、その病気を治療する主治医からのアドバイスによるものだということです。しかし、医師とはいっても、どの医師もがアドバイスしてくれるわけでなく、『あなたの病気の状態は、障害年金の対象です』といってくれる医師ばかりではないということです。それは、『医師は、あくまでも医学の専門家であって、障害年金の専門家ではない。』ためです。今後、障害年金の知識をもつ医師を如何に多くしていくか、そのための国の政策を具体化するような検討が待たれるわけです。


三つ目ですが、やはり一番問題となるのは『障害年金受給のための基準日が、ケガや病気の“初診日”である』という点です。冒頭述べたように、老齢年金は誕生日(生年月日)、遺族年金は死亡日、とハッキリしているのに対して、障害年金の基準日が『障害状態になった日』ではなく、『障害の原因となったケガや病気で初めて医師の診察を受けた初診日』だということです。なぜ難しくなるかといえば、『そんな前の事は覚えていない』、『今更証明などできない』ケースが多く、また、二つ目の問題と係りますが、障害年金の裁定請求時に『初診日に対する医師の証明』が、非常に大きく係っているということです。まさしく、障害年金請求時の『障害!』となっているわけです。


以上のような問題は、どれをとっても簡単な問題ではありませんが、私達のような社会保険労務士が少しでも日ごろから広報し、世の中に広まる努力をしていくことが重要と肝に銘じています。 


(Big-Eagle)


人工透析

先週、今週と相談員と自分の事務所の相談で、続けて 人口透析の方の相談を受けました。

不思議と続くものです。



お二人とも、相談の直近まで障害年金の話を知らなかったとのこと。

病院では聞いたことがなく、幸運にも知る機会があり来られた方。

人工透析開始の時点で、病院で障害年金受給の可能性があることを話されていたらと、思います。人工透析は、障害年金2級以上と確定しているのですから。



この障害、初診日から人口透析開始までの長期で初診日の証明をとるのが難しいケースが多いのも特徴。



人工透析は初診から10年以上あたりまえ

私の母など、初診から透析といわれるまで60年以上でした。透析せずに平均寿命を越えて生涯を終える方も多いようです。



そうすると、人工透析は障害等級2級以上と確定しているが、初診日問題でもらえないケースも残念ながら多いのです。

このお二方は、10年近く前の初診で数箇所転院しているので、いきなり年金事務所や市役所等の相談では、つっこんだ所まではお話しないのが通例なので、年金の請求まで行き着くのは難しい面もあると思います。



ただし、当然私の相談員としての対応は、社労士個人としての相談とほぼ同様に突っ込んだ話をします。更に微妙なところは、年金事務所の障害年金担当と調整します。

初診証明を病院に依頼するときの電話での話し方や問い合わせ方まで説明します。



年金事務所に当初相談に行き、基礎年金らしい(確定していたわけではない)ので住所地の役所へと言われ、来られました。

残念ながらあまり良い応対や詳しい説明をしてもらえなかったったようです。

ただ、自治体の窓口へ行ってくださいと・・・・・



最初に受付けた職員と、受付けは自治体でも障害年金の専門部署である年金事務所はもっと親切で良いのではなどと話してしまいました。

年金事務所窓口の相談員は、障害年金に詳しくないものも少なくないようですが、必ず障害年金のスペシャリストがいるので。

この方は、正直言って専門と称する社労士より遥かに詳しい。

当然です。


年金事務所の窓口は、障害基礎年金の相談も当然に受けなくてはならないと思います。


正直な話、自治体が扱うには、この自治体のように年金相談員がいればまだしも(この自治体は職員も障害年金の知識は相当ある)、いない自治体で一般の職員に責任を負わせるには複雑すぎるし、情報が無さすぎる。

肝心な、年金記録は、年金事務所へ照会しないとわからない。

更に厚生年金でなく未納の多い国民年金の期間なので頭が痛くなるときもありますね。



障害によっては障害年金の話をしずらい場合も少なくないのですが、人工透析は、そのような障害ではなく、障害等級は必ず2級以上なので国民年金にも該当します。

身近にそのような方がおられたら、障害年金の話をされたらと思います。



(ooba)

人に向かわず天に向かえ

人に向かわず天に向かえ (小学館101新書 18)/篠浦 伸禎
¥777
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都立駒込病院の篠浦伸禎先生は


脳の覚醒下手術で大変有名ですが


この篠浦先生は、精神疾患には


人間学が効くと唱えていますビックリマーク


私も、人間学が人生及ぼす影響は


計り知れないものだと思っています。


人間学とは耳慣れない言葉かもしれませんビックリマーク


自分の人生をいかに「他人」や「公」近いところを


考えて送る事ができるかを、他人の経験から


学ぶのもとでも言えましょうかはてなマーク


私が人間学を知ったのは大学2年の夏休みに


泊まりがけである勉強会に行ったときのことですビックリマーク


そこでは松下幸之助翁の考え方を


中心に学んだのですが、やっぱり凄いのですビックリマーク


そこには常に、日本のこと、松下電器以外の会社への配慮を


念頭に置いて経営をしてきたということが一読すると分かります。


人間を考える―新しい人間観の提唱・真の人間道を求めて (PHP文庫)/松下 幸之助
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上記の作品、確か幸之助翁が一番力を入れて書いた作品と


記憶しております。


私がオススメする人間学への第一歩の書でしょうか?


または


生き方―人間として一番大切なこと/稲盛 和夫
¥1,785
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稲盛和夫さんの「生き方」ですね。



昨今は、自分だけがなぜこんな不遇に・・・


自分だけが、自分だけが・・・という考えの方が多いのですが


その「自分だけが」が問題の根源であることに


なかなか気付かない人が多いようです。


そういった思考に一石を投じるのが


人間学だと先の篠浦先生は仰っていました。


(㋚)