特定外来生物とは、生態系や人命、農林水産業に被害を及ぼす海外期限の生物のこと。環境省が指定し、栽培や繁殖、譲渡、異動などが禁止されています。本市では、2種類の植物とブラックバス類の侵入が確認されています。~「広報遠野」より~
2種類の植物とは、オオハンゴウソウとオオキンケイギク。
オオハンゴウソウ
開花期は夏~秋、花の直径は6~10センチ
葉はヨモギに似ている、茎の長さは1~3メートル
茎はざらつかない
オオキンケイギク
開花期は春~夏、花の直径は5~7センチ
葉は細長いへら状、葉の両面に荒い毛
茎の長さは60~70センチ
駆除のポイント
①種ができる前に根ごと抜く(根を残さない)
②根・花芽はハサミで切り離し、袋に入れて燃えるごみへ
③茎や葉は、現地で枯死させて燃えるごみへ
畑や庭、家の周りに咲いている黄色い花。これがオオハンゴウソウだと思い、何度か根こそぎ掘り起こした。駆除できたと思っても翌年には再生し、黄色い花を咲かせた。遠野市では駆除するよう広報などで知らせているから、黄色い花には神経質になっている人も多いようだ。私もその一人。
「~さん宅にはオオハンゴウソウ(あるいはオオキンケイギク)がたくさん咲いている」などと言う人もいる。我が家の畑の黄色い花もそう思われて、同じように話題にされているのだろうか。今年もあちこちに黄色い花が咲いている。
しかし、我が家の周りにある黄色い花が本当にオオハンゴウソウ、あるいはオオキンケイギクなのか。おととい、当ブログでも紹介した花の名前を知るアプリ、「ハナノナapp」をかざしてみた。すると;
なんと、オオハンゴウソウでもオオキンケイギクでもなく、ヒメヒマワリと表示されるではないか。何か所かにまとまって咲く黄色い花はすべて同じヒメヒマワリと判定される。
ということは、我が家の周りにある黄色い花は特定外来生物ではなかったということ。よく見れば花も葉っぱも特定外来種とは違うようだ。神経質になり、引き抜いたり焼いたりすることでもなかったということ。
少しほっとした。