M菱UFJ証券
まず、ディスクレーマー。
ぜひ一読
以下の話は、うわさを人づてに聞いたことであるので、確かさの保証はありません。
ご自身でつてを頼って確認してください
今、M菱UFJ証券が熱いらしい。大変らしい。
組織改正が終わり、人事改正が進んでいるらしい。
MSの中村氏を投資銀行本部のヘッドに招いて、改革を進めていたが、
このたび M&A担当部署にも同じくMSから大物バンカーを招聘して、大手証券の一角に食い込むよう改革を進めているとのこと
この改革。
当の一般バンカーにしてみれば、改悪らしい・・・
改革を一言でいうと
外資系の組織、スタイルに変革する。
とのこと
MAを通じて、他人の会社には大きな改革を起こす証券会社の勤め人であるが、自分たちが改革の波に襲われると臆して、やめてしまう人間が多数との情報あり。
いやいや、外資スタイルで仕事をさせられるが、報酬体系が日経のまま。それなら外資にうつって、適当な対価を得る道を選ぶと退職する人間多数との情報もあり。
どちらにしても、移り先のない人間か、移るリスクの取れない人間が残っているのだろうか?
リーグテーブルトップを取るMびしさんであるが、この改革 吉と出るか凶とでるか。
ヤマダ電器
帰宅して、ニュースを見た。
本の一部だが、ヤマダの社長がベスト電器の株を買い進めるとのこと。
果たしてうまくいくだろうか?
「私どもは敵対的に勧めることはない。」と発言しているが、
敵対的とは相手方の認識であるため、市場で買い進めることはビックカメラに助けを求めたベスト電器としては、敵対的と感じるだろう。
市場で買い進めて何が悪い VS 無断で買い進めることは悪い
という構図は、頭で分かっていても、勘定が許さない、古今東西の問題。
ヤマダはメーカーの労働者問題の他、社内の締め付けなどなど、その強さゆえに近頃たたかれている。
ビックカメラが案外役に立たなかったことに大きな誤算があると言える。
M&Aは何でもそうだが、最初はみないいことを言いたがる。
シナジーはこれとあれ、それにこれも!
ところが、他社と競っている状況がおちつくと、突然現実を認識し始め夢計画が、現実となる。
ビックカメラは、現実に直面しているだろうか?
ヤマダが買い進めて値があがったところで、売り抜けることも一案。
日本経済のリスクプレミアム
久しぶりに本を読んだ。
「日本経済のリスクプレミアム」
ビジネス誌で紹介されていたのを機に読んで見た。
近頃の分かったような経済、株式市場に関する書籍と比較して、非常に優れている。
一般読者として「優れている」とコメントするのが失礼にあたるほどである。
実証研究に基づいたこの本は株屋として、ぜひ読んでおくべきだろう。
ある程度、実務、学問としての基礎知識は必要だが、
知っていることが詳細なデータとともに解説されているのは、役に立つ。
自分の知識がうるおぼえ、かつなんとなくそういわれているからということに気づかされた章もいくつもあった。
