もうJリーグが開幕し、数試合消化しました。今シーズンから番号とネームにJリーグ統一フォントを採用されたこともあり、全体を通して統一フォントに映えるデザインが多いですね。中にはダサいデザインもあるかと思いますが、私は全体を通して悪くないと思います。

斜めラインを取り入れたチームが多い。
 J1では名古屋グランパス、徳島ヴォルティス、J2ではモンテディオ山形、ブラウブリッツ秋田、ザスパクサツ群馬、J3ではカマタマーレ讃岐などが斜めライン(ストライプ)を取り入れました。東京ヴェルディのVラインのストライプも含めても多いですね。やはり年によって流行りが変わるものでしょうか。
名古屋グランパス。1st、2ndともに斜めラインが入ってます。1stユニフォームではオレンジ色、黄色を使うなど、色使いが上手いのでカッコいいユニフォームに仕上がっています。画像は2ndユニフォームで、左から柿谷曜一朗選手、稲垣祥選手、宮原和也選手。
モンテディオ山形1stユニフォーム。大岩Larry正志氏がデザインしたユニフォーム。去年よりも細いラインを取り入れたのでスッキリ感が出ています。画像は山田康太選手。


こだわりのデザインを取り入れたチームが多い。
 セレッソ大阪の桜の花びらや清水エスパルスのお茶の葉、大宮アルディージャの盆栽・線路・八雲、ツエーゲン金沢の加賀友禅、FC琉球のシーサー、FC岐阜の鱗文様など地域性に富んだデザインが目立ちました。悩みに悩んで選んだ4クラブを紹介します。
セレッソ大阪。桜の花びらのグラフィックを散りばめました。私の中でJリーググッドデザイン賞を贈りたいです。画像は坂元達裕選手。
清水エスパルス。お茶の葉をパターン柄にしました。オレンジ色よりも緑色のGKユニフォームだとしっくりくるデザインですね。画像は左から原輝綺選手、権田修一選手。
大宮アルディージャ。1stユニフォームには盆栽を、2ndには線路を、GKユニフォームには八雲をデザインしました。さいたま市のこれらの文化をユニフォームに取り入れたところは高く評価出来ます。画像は馬渡和彰選手。
FC岐阜。再生と成長を意味する鱗文様にレンゲソウと清流の鮎を取り入れたところいいですね。果たして生まれ変わりチームとして成長しJ2復帰となるか?画像は本田拓也選手。


GK1stユニフォームに紺を取り入れたチームが意外と多い。
清水エスパルス、ジュビロ磐田、大宮アルディージャなど、GKの1stユニフォームに紺色を採用するチームが多かったのは意外でした。大宮アルディージャは2ndカラーで使われ、ジュビロ磐田は昨年も採用してましたが、清水エスパルスは全く予想してませんでした。
ジュビロ磐田。昨年に続き紺色を1stユニフォームとして採用しました。正面からでなくて申し訳無いです。画像中央が八田直樹選手(背番号1)。
大宮アルディージャ。上着が紺、パンツがオレンジの組み合わせを見て、全豪オープンテニスで優勝したときの大坂なおみ選手のテニスウェアを思い浮かびました。画像右から2番目がGK上田智輝選手(背番号31)。

おまけ
ジェフ千葉の2ndユニフォーム。統一フォントで黄色文字を採用したのがこのユニフォームが唯一です。画像は左から横谷繁選手(愛媛)、鈴木大輔選手。

 これからも懲りずにプロ野球ユニフォームだけでなくJリーグユニフォームも楽しんでいきたいですね。