食育コンサルタントの小寺美江です。
「玄米を炊いたのですが、パサつきます」
「玄米を子供達が嫌がります」
といった類のご相談はたびたび寄せられるもの。
今日は、このことについてお伝えしようと思います。
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子どもは「体にいいから」という理由で、
自主的に、
食べ慣れない食材や美味しくない料理を
我慢してに食べる事はありません。
おいしいもの、
食べ慣れた食材、
食べやすい料理、
を好んで食べる生き物~ですよね(^^)
生活習慣病が蔓延している時代ですので、
食事内容は非常に大事なのですが、
親の思う「理想の食事内容」を、
いきなり食べるようになることは
ないと思うといいでしょう。
また、食育の成果は、
すぐに得られるものでも
ありません。
(原因がはっきりしているもので、
すぐに解決する種類もあります(^^))
我が家の場合、ではありますが、
試行錯誤して、
やっと9歳を過ぎた時に
その成果を感じ始めた類も・・・
その間、
「玄米は、体にいいから食べなさい」と
言った事は、ありません。
玄米に限って言うならば、
①毎日食べなきゃ!と頑張り過ぎない
②美味しく炊く練習をする
③美味しく感じるように慣らしていく
の3点に着目してみましょう。
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①については、食育革命1Day講座で
お話しております。
※次回は、2月8日(水曜日)10時30~の予定です。
【②美味しく炊く練習をする】
玄米をどんな調理器具で炊いていますか?
浸水は、しっかりさせていますか?
◆玄米の浸水は、少なくとも6時間。
翌日である24時間後まで浸水、
というように、浸水時間に幅があります。
浸水時間が短いと、固くパサつきます。
※諸説あります。
◆水分量は、玄米の1.5~1.8倍重量です。
玄米1合に対し、230㏄~270㏄の水が必要。
私は、浸水後の玄米を、水を切って鍋に入れ、
塩ひとつまみを入れます。
200㏄の水を加え、当日の気分や体調で水分調整しています。
◆また、もっちり炊きたいなら、
「圧力鍋」で炊きます。
おもりが上がった後、22~25分加熱します。
いずれも、鍋が多層構造か?
ガスなのか、IHなのか?
火力はどのくらい調整できるのか?
等が影響してきますので、
「自分で美味しく炊けるようコツをつかむ」
まで、何度か炊いてみることが重要です。
美味しく炊けない…と、
1回で諦めていませんか?
私は、何十回と練習しましたが、
それでも、納得のいく炊きあがりなる事は
珍しいと思うくらいにしています。
そのくらい、炊きあがりは
神秘的~と思うのです。
「今日は、どんな加減においしくなったかな?」
と、蓋を開ける瞬間は、今でもドキドキです(^^)
お米の保存状態や品種。などでも
違いは大きいですよね。
すぐに正解と成功を求めないことも、
秘訣の1つだと思います。
炊きあがりは唯一無二。
お米をいただけることに感謝し、
自分の手で、美味しく炊けるように、
練習してみましょう。
私の場合ですが、
最初から5合!とかは炊きませんでした。
2合から始めたかなぁ。
失敗して、
「おかゆ」になっちゃったこともあります。
蓋を開けて、「ぎょえーー!」なんてことも!!
固すぎて、チャーハンでごまかしたことも・・・
あはは。
今でも、ちょっとぼーっとキッチンに立つと
「おいおい!私を見てくれよ」と
お米に言われちゃいます。
今は3~4合が基本の量。
お弁当や、夫の夕食ありなしで調整。
玄米ではない日も多いです。
(では何を?は明日)
こんな感じです(^^)
長くなってきましたので、
【③美味しく感じるように慣らしていく】
は、明日にいたしますね(^^)
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