突然ですが皆さんは
「根付・根付け」って
何のことだかわかりますか?
今回このテーマで書くにあたり
ネットでちょっと
調べてみたのですが
その中で一番簡潔で
わかりやすかった文を引用すると
江戸時代に武士や町人たちが、巾着や煙草入れ、印籠などを帯に吊るす時につけた滑り止めのための留め具のこと
とあります。
現代のきもの好きさんの間では
多分こういった実用的な用途よりも
アクセサリーのような感覚で
取り入れている人が
多いのではないかな。
つまり、帯飾り
ということですね![]()
だから「根付け」と聞くと
帯飾りとして使っているところを
イメージする人の方が
多いかもしれないですし
私自身もそうでした。
でも、よく考えたら
「根付け」という文字から
連想されるのは
上記のような用途ですよね。
この用途について
もう少し深掘りして
考えていくと・・・
ほとんどの日本人が
きもので生活していた時代には
荷物は風呂敷に包んで
持ち歩くのが
一般的だったと思います。
でも小さなものは
風呂敷に包んだだけだと
隙間から落ちてしまいそうだし
巾着に入れて下げるといった
持ち方の方が
きっと使い勝手も
良かったのではないかな…
日常よく使うものなども
いちいち風呂敷に包んでいたら
出すのが大変ですよね![]()
だから色々なものを
根付けを使って
帯に吊るすという方法が
発達したのかなと思いました。
だけど現代では
荷物を風呂敷に包んで
歩く人はあまりいないし
ほとんどの人にとって
きものは日常着ではないので
帯に吊るす…
という使い方もできないし
そういった用途で使う必要性は
あまりなくなってきた
ということだと思います。
KIMONO SMILEの4Wayかんざし
帯飾りとしても使っていただけます♪
だから今は
根付け=帯飾り
だと思っていても
ハズレという訳でもないのかな
と思いました。
それに実際のところ
博物館などでも
色々な装飾を施された根付けが
たくさん展示されているのを
見ることは多いので
(根付けに特化した
展示イベントなども
よくありますよね!)
きっと昔の人も
実用的な用途ではあるけれど
自分が使う根付けのデザインや
素材などに凝って
おしゃれの一つとして
楽しんでいたと思うのです![]()
そしてちょっと余談ですが
(&少し宣伝もありますが笑)
上の写真の4Wayかんざしは
かんざしとしても
帯飾りとしても
使っていただけるようにと
最初から考えて作ったのですが
出来上がってみたら
チャームの部分を
取り外しできるという特性は
そのままバッグとか
キーホルダーなんかにも
付けられる・・・
ということに気づきました![]()
そう考えてみると
昔の日本人が
ただ道具として使っていた
「根付け」というものも
現代に持ってくれば
帯飾りになるだけではなく
他にも色々な使い方が
できるのかもしれません![]()
きものに合わせるアクセサリーは
洋服の時とは
少し違う部分もあるけど
(あ、もちろん洋服と全く同じように
アクセサリーを身につけても
それはそれでステキだと思います♪)
昔の人は
こんなふうに使っていたのかな
と思いながら
根付けやかんざしを
身につけるのも
ちょっと楽しそうですね![]()
訪れた方が思わず笑顔になるような
ものづくりを目指した
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