このお仕事をしていて出会う人に
よく言われるのが
「きものは着ないのよ」
もしくは
「きもの着られないのよ」
という言葉。
私はこの「着ない(着られない)」
という言葉の意味には
何通りかあると思っていて
1・
興味はあって着てみたい
と思っているけど
自分で着ることができない
2・
興味がないし
自分で着ることもできない
3・
自分で着ることはできるけど
着るのがめんどくさいから着ない
と、だいたいこの3つに
分類されるのかな、と思います。
どのパターンなのか
よくお話ししてみなければ
わからないけど
1の人はきっと
「着ない」ではなく
「着られない」という
言葉を使うと思うし
3の人もきっと
「着られない」ではなく
「着ない」という
言葉を使うと思うのです。
でも、2の人の場合は
どちらの言葉も
使う可能性があるのかなと
思います。
だって、着る気がないから
着られる着られないは
全く関係なく
「着ない」って言うかも
しれないですよね![]()
私は1の人には
着られるようになって
どんどん楽しみましょう♪
と声をかけたいし
3の人にも
面倒ではない工夫も
色々ありますよ![]()
と声をかけたいのだけど
2の人には・・・
いつか興味を持ってみて
欲しいなぁ…と
心の中で思うかな(笑)
KIMONO SMILEの新作きものと
見せる三重仮紐♪
でも、ここで
ほんのちょっとだけ
細かい話をさせてもらうなら…
厳密にはきものを
「着られない」ということは
ないと思うのです。
だって、例えば旅館などで
部屋着として浴衣が
置いてあったら
みんな普通に着ますよね![]()
だからみなさん
「着られない」というのは
思い込んでいるだけで
着ようと思えば
着ることは意外と
できてしまう
のだと思います。
もちろん、礼装のように
かしこまった着付けとか
帯結びをきちんとするとか
そういった部分は
ある程度練習が必要かも
しれないですが
例えばネクタイだって
教えてもらってから
結べるようになるのと同じで
きものを着るのも
少し教えてもらえば
誰だって着ることが
できるようになるものなのです![]()
だから私は
「きものは着られない」
という言葉を聞くと
きもののハードルは
実はネクタイぐらい
低かったりするんだよ〜
と、言いたくなってしまいます![]()
でも実際のところ
きものを着るのって
めんどくさい部分は
残念ながらあると思うし
こんなお仕事をしている私でも
ちょっと着るのが億劫だな…
って思うことは
あったりするので
(この仕事をしてなかったら
3の人になっているかも
)
着られるけどめんどくさい
と思っている人には
一つでも、めんどくさいと
感じることが減って
また着てみようと
思う日が来るといいな![]()
と思います。
そして、きものには全く
興味がないという人にも
きものって素敵だな・・・
あ、なんかちょっと
着てみたいかも![]()
と思う瞬間が、いつか訪れて
くれたらいいなあ…![]()
皆さんが思わず笑顔になるような
ものづくりを目指した
ネットショップはこちら↓
YouTubeで
帯結びなどをご紹介しています♪
よろしければ
チャンネル登録お願いします☺️



