テレビのニュースでも
毎日取り上げられていますが
本当に今年の夏は暑いですね
暑かったからというわけでは
ないのですが
(それも少しはあるけど)
久しぶりの投稿に
なってしまいました
さて、今日は暑い時期に
きものを着ることについてです。
過去記事でも
夏にきものを着ることについては
色々と書いていますが
今日はその辺のお話のまとめ
という感じで
私の思うところを
書いてみようと思います。
今まで書いてきたことの
繰り返しのような内容も
含まれますが
お付き合いください
夏にきものを着ることに関して
私が一番お伝えしたいのは
きものだから暑い
というわけではない
ということ。
きものは暑いという
イメージを持つ人は
多いと思います。
でも、当たり前のことですが
暑い時期に暑いと感じるのは
きものに限ったことではなく
洋服でも同じですよね。
ではなぜ
きものは暑い、といった
イメージになってしまうのか。
それはおそらく
1.重ね着をしている
2.長袖で着丈も長い
といったあたりが
暑そうに感じるから・・・
というところではないかと
思います。
この2点について少し
私なりの考えをお伝えします。
まず、重ね着をしている
ということについて。
普通に考えてみれば
洋服だってまず下着を着て
その上に服を着て・・・
というふうに
重ね着はすると思います。
きものの場合も、例えば浴衣なら
下着と浴衣の2枚の重ね着だけ。
胴に巻く帯も、夏物の場合
薄くて涼しい素材が多いので
お腹周りがものすごく厚着
という感じには
実はならなかったりします。
浴衣以外の少しかしこまった
着こなしの場合には
襦袢もしっかり着ることに
なりますが
洋服の場合でも真夏に
上着までしっかり着る
という着こなしをすることは
あると思うので
そう考えていくと
実際のところ
きものだから特別に厚着
というわけではないのです。
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次に、長袖で着丈も長い
という点について。
この点については
過去記事でも何度も
触れていますが
実はきものって長袖でも
腕に布が触れている部分は
洋服の半分です。
袖の振りの部分
(腕を上げた時下側にくる部分)
は体に密着していなくて
風が抜ける構造になっているので
洋服よりも熱がこもらず
風が通れば涼しく感じます。
これは、足元の部分も同じで
確かにきものは
ロングスカートのように
足元まで布で覆われていますが
前の部分は布が重なっているだけで
閉じられてはいないので
こちらも風が通ると
思ったより涼しかったりします
裏を返せばこの特徴は「冬には寒い」
ということになるのですが
そこはアームカバーやスパッツなどで
寒さ対策をする等
色々と工夫ができます☺️
・・・話が横道に逸れましたが
そうやって考えていくと
特別きものだけが
着ていると暑い、というわけでは
ないと思うのです。
もちろんノースリーブ1枚とか
ヘソ出しとか
そういう着こなしと比べれば
きものの方が暑い!
となってしまいますが
一般的な洋服の着こなしと
比べた場合には
実はそこまでの差は
なかったりする、ということを
きものは暑そうだという
イメージを持っている人に
もっと知ってほしいな
と思います。
…とまあ、ここまで
色々と力説しましたが笑笑
少しだけ付け加えると
きものは大きな布を
身体に巻き付けるように
着ているので
どうしても洋服より
重く感じるという部分は
あると思うし
洋服よりも動きにくくなる分
暑さを余計に感じてしまう…
というところは
残念ながらあるかな
とは思います
だけど前半にも書きましたが
暑い時は何を着たって
暑いんです
そんな時期にあえてきものを着て
涼しげに歩いたりしたら
とっても素敵ですよね
だからきもの好きさんにはぜひ
夏のきものにも
積極的にチャレンジしてほしいなあ
と思います
そして別の角度から
きものは暑いと
感じてしまう理由や
その対処法として
私が工夫していることについて
もう少し書こうと思うのですが
長くなっちゃったので
次に続きます
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