前回の記事

暑い時期はどうしたって

暑いのであって

きものだから

というわけではない

と、力説(笑)した私ですが

 

正直なところ私自身

過去記事でも

何度も書いているように

暑がりなので汗

夏にきものを着るのは

ちょっと億劫…という気持ちは

残念ながらどうしてもありますぐすん

 

そこで今日は別の角度から

きものは暑いと

感じてしまう理由について

お話ししようと思います。

 

 

 

夏にきものを着るのは億劫

というのは

暑がりの人に限らず

きっとほとんどの人が

感じていることですよね悲しい

 

ではなぜ億劫に感じるのか。

それは、暑いと

何かをすることに対して

気持ちが前を向かない

という点に関連していると

私は思います。

 

そしてこの

何かをする、という部分で

きものと洋服とでは

大きな差があるのです。

 

 

 

洋服を着る時には

例えばTシャツだったら

ただ被るだけ

ボタンのあるシャツでも

羽織って前を止めるくらいで

着るという動作自体に

それほどたくさんの動きを

要する事はないのが普通です。

 

でもきものは残念ながら

そうはいきません・・・

もちろん着慣れてくれば

それほど時間がかからないで

着られるようになりますが

(これは本当に!)

そうは言っても

被るだけ、羽織るだけ

とまではいきませんよね汗

 

 

暑い時期には

じっとしていても汗をかくのに

動くことが多ければ

その分暑さを感じてしまいます。

 

つまりこれこそが

夏のきものを

億劫に感じてしまう原因

・・・もう一歩進んで

きものは暑い、と

多くの人が思ってしまう

元凶かなと

私は思っています。

 

 

更にそれは

「着るとき」だけではなく

「着たあと」にも

影響してしまう…

という点が

意外な盲点なのです。

 

 

 

一枚だと裏が透けて見えるほど

薄い素材のシフォン兵児帯

年中着られますが、特に夏にピッタリ!

 

 

 

この問題を解決する

一番の方法は

 

着付けの前に

部屋のエアコンをよく効かせて

着る時にはしっかりと

部屋を冷やしておく

ということ!!

 

 

たったそれだけ?

と思うかもしれないし

それはいつもやっている

という人も

多いかもしれませんが

 

これが実は

きものを着る時だけでなく

着た後の暑さを回避するのに

とても有効な対処法なのです。

 

 

いつもやっていても

やっぱり着付けが終わる頃には

暑いと感じてしまう・・・

という人の場合は

今よりもっと設定温度を下げて

着始める時には

寒いと感じるくらい

しておくといいです。

 

目安としては

たくさん動いても

暑さを感じないくらいに

そして着付けが終わる時間まで

涼しい状態を保てるように

充分部屋を冷やしておくビックリマーク
 

 

先ほども書いたように

きものを着るには

たくさん身体を動かします。

そのため暑い時期には

着終わる頃には汗だく

なんていうことも

珍しくないですよねあせる

 

だから着付けが終わる時まで

暑さを感じないくらい

部屋が涼しい状態だと

まず第一段階、心の負担が

だいぶ軽くなります。

 

そしてこれは

気持ちの問題だけではなく

実用的な部分でも

かなり効果があるのです!

 

 

 

きものは風が通ると

意外と涼しいのですが

裏を返せば

風が通らなければ

涼しさを感じにくいです。

 

 

暑さを感じている

=身体が熱を発している

という状態で

上から布を巻いたら

熱も一緒に身体に纏うことに

なってしまうので
 

熱がこもった状態で

きものを着ると

その熱を逃すまでは

暑さを保持してしまいます。

 

だから着付け終わった時

身体もきものも熱を持ったまま…

ということになってしまい

やっぱりきものは暑いなぁ

と感じる、というわけです。

 

 

その対策として、着る前に

寒いと感じるくらいまで

部屋を冷やしておく、というのは

「着るとき」だけではなく

「着たあと」にも

暑さを感じにくくするのに

とっても有効なのです合格

 

きものを着る時には

身体の熱を一緒に取り込んで

着てしまわないよう

注意してみてください照れ

 

 

 

最後にちょっとおまけの話ですが

外出時の暑さ対策として

私がよくしているのは

帯の間に保冷剤を挟むこと雪の結晶

 

保冷剤を持ち歩くのは

たくさんの人がやっている

暑さ対策だと思いますが

洋服だとポケットに入れるとか

タオルに挟んで首に巻くとか

そういう方法になると思います。

 

でもきものの場合は

帯の間に挟むことができるので

(前にも後ろにも)

胴体をダイレクトに冷やせて

かなり保冷効果が高いです♪

 

 

ただ少しだけ注意したいのは

保冷剤の結露で

帯が濡れてしまう可能性が

あるのであせる

多少濡れても大丈夫な

素材の帯の時に

保冷剤もしっかり包んで

入れるようにしてくださいねウインク

 

 

 

暑い時期にきものを着るには

それなりに工夫が必要ですが

暑いからこそ涼しげに

きものを着こなせたら素敵だなと

思いませんかキラキラ

 

暑すぎるこの夏あせる

だからこそ色々工夫して

ぜひ夏のきものに

チャレンジしてみてください🌈

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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