今日のお話は、だいぶ以前の投稿

江戸小紋三役・五役

続きのお話です。

 

 

先にこちら↑を

読んでいただいてから

ここから先を読み進む方が

話が続いていくのですが

めんどくさい方のために(笑)

簡単に要約すると

 

☆江戸小紋には三役・五役と言われる

 格の高い柄がある

☆江戸小紋は武士の裃が発祥で

 お家ごとに決まった柄を使っていた

☆ところが、一番位が高いはずの

 徳川将軍家の小紋柄は

 三役・五役に入っていない

☆それはなぜなのか調べても

 理由がどうしてもわからない

 

・・・と、こんな感じでした。

当時、本当にどれだけ調べても

どの文献にも、その事について

書かれているものを

見つけることは

できなかったのです。

 

そんな時にふと

「もしやこの三役・五役というのは

呉服業界が販売戦略のために

決めたものでは?」

という考えが

私の頭をよぎりました。

でもすぐに「いやいやまさかね」

と思い直し

そのまま私は江戸小紋の研究を

終了しました。

(当時私は大学に通っていて

江戸小紋をテーマに

掘り下げて学んでいました)

 

ところが

それから半年ほど経ったある日

ひょんなことから

私のこの仮説が正しかった(らしい)

と、知る事になったのです!

 

 

友人と、とある染めの工房の

ワークショップに参加した時

そちらの社長さんのお話を

伺う機会をいただきました。

和服に関して色々と

興味深いお話を聞かせていただき

最後に「何か質問はありますか?」

と言われたので、私は

「江戸小紋の三役・五役に

徳川将軍家の定め柄が

入っていないのはなぜなのか

ご存知ですか?」

と伺ってみたのです。

 

そうしたら社長さんは

ニコッと笑い、小声で

「それはね、呉服屋の集まりで

この柄を三役・五役にしよう

と決めたからだよ」と…!

 

私は一瞬言葉を失うほど

本当にとっても驚きました。

と同時に、どの文献を調べても

どうしてもわからなかった事にも

合点がいったのです。

(ただ、この社長さんも

ご自身のお父様から

聞いたお話のようでしたので

真偽のほどは定かでは

ありませんが・・・)

 

 

 

このお話は、当時すぐブログに

書くつもりだったのですが

その頃私は

ネットショップオープンの準備で

忙しくしていて

忘れてしまっていました。

…というか、すっかり書いた気に

なっていました汗

 

 

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最近、また少し

江戸小紋に触れる機会があり

そういえばこの話書いたよね?と

過去記事を読み返してみたけど

どこにもなくて・・・

今回やっと、続編を

書くことができました照れ

 

 

 

江戸小紋については

過去の投稿でも色々と

書いていますので

よろしければ

読んでみてくださいね🌈

 

読み返すといつも書き出しで

投稿が久しぶりになってしまった

言い訳をしています(笑)

 

 

今もゆっくりペースですが

私のブログを読んで

きものを着てみようかなと

思う人が増えてくれたら

嬉しいなあキラキラ

 

 

 

 

 

 

 

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