久しぶりの投稿です(^^;)

 

さて、江戸小紋について一年間色々と研究した私ですが、江戸小紋の発祥は武士の裃だということは、わりと広く知られていると思います。

 

三代将軍徳川家光の時代、参勤交代制が義務付けられ、武士の礼服である裃に小紋柄(細かい模様)を用いることが定められました。そして各家ごとに決まった柄を使うようになり、他家に使わせないようになっていったといいます。

そしてそれを「定め小紋」とか「留柄(とめがら)」と言うようになりました。

 

今も江戸小紋には「定め小紋」という表現がありますよねウインク

 

江戸小紋は、柄が細かいほど高級と言われますが(それだけ高い技術を要するということですね)、江戸時代の武士の裃も同じで、位の高い武士ほど、細かい柄を着ていたのだそうです。

 

 

このブログに何度も登場してますが(^^;)私の持ってる江戸小紋。

 

 

私はテレビドラマなどで和服姿の人が出てくると、着ているものの種類や柄にとても注目してしまうのですが照れ江戸小紋の事を学んで知識を得てからは、武士の裃柄にも目が行くようになりましたキラキラ

 

それで先日、大河ドラマを見ていたら、様々な裃姿の俳優さんが一堂に会するシーンが出てきたのですビックリマーク

もう、これはチャンスラブと思い、話の内容はそっちのけで(笑)目を皿のようにして、各大名の裃に注目したのですけれどね。。。

 

う~ん、大河ドラマといえども、衣装にそこまでの正確さは求められていないようで。。。

結局、それぞれの裃の柄が家ごとの定め柄になっているわけでもなく、位の高い人ほど細かい柄になるというのも、そのように再現されておらず、この人は一番トップでしょう~!という武士の裃柄がとても大柄だったりあせる

ちょっと拍子抜けしてしまったのでした・・・。

 

よく考えてみればこれはドラマなので、裃も衣装であって、俳優さんに似合う柄の大きさ、文様にするのは当然のことですね。

私みたいにマニアックに衣装に注目している人なんて、日本で一人だけかもしれないし笑笑

ちょっと残念だったけど、まあ仕方ないよね、と思いましたショック

 

 

・・・ああ、タイムマシンがあったら江戸時代に飛んで、私が調べたことが本当だったのか、この目で確認してみたいなあ虹