少し前の記事
でも書きましたが
現代では一般的に
日本人が着ている服は
洋服、つまり西洋の服ですが
西洋の服が日本に入ってくる前は
ほとんどの日本人は
和服を着ていました。
その和服とはイコール
着物のことです。
これも何回も書いていますが(笑)
着物の語源は文字通り
「着る物」
つまり着物は
着るもののひとつの種類であって
必ずかしこまった席で着るもの
というわけではありません。
洋服に正装と普段着が
あるのと同じように
もちろん和服(着物)にも
正装と普段着があるわけです。
私がこのブログで
皆さんにお伝えしたいのは
この「普段着」の着物である
カジュアルきもの
のことなのですが
そういう話をすると
今度は
=いつでもきもの
という受け止め方に
なってしまう方もいて
いや、もちろん
普段着として毎日
きもので過ごしたい
と思って実行するのも
それが自然にできるのなら
とってもステキなこと
だけど
ほとんどの日本人が
普通にきものを着ていた時代と
比べると
今は全てが西洋化していて
きものだと不便に
感じてしまうことが
多いのも事実です。
例えば袖のたもとを
ドアノブに引っ掛けちゃうとか
(和室だったら引き戸なので
引っかかりませんね)
椅子の背もたれに寄りかかると
帯が潰れちゃうとかね。
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だから
時々きものくらいの
ゆる〜い感じが
ちょうどいいのではないかなあ
・・・と
私は思っています
そしてもちろん
その「時々きもの」の中に
かしこまった席で着る
礼装の着物の日が
あるのもいいですね!
洋服の時もそうですが
礼装だとやはり
少し肩に力が入るというか
きちんと着るものだから
そういう雰囲気になりますよね。
着物の礼装も同じです。
だから結婚式場などで
着付をしてもらった時や
成人式の振袖の着付を
してもらった時に
すごく苦しくて
「着物は苦しいもの」
というイメージが
ついてしまう人が多いのは
とても残念なこと。
そして、ほとんどの人が
そちらを先に経験してしまうので
それもすごく残念・・・
カジュアルきものは
もっとゆったりと着ればいいし
しきたりなども
それほど気にしなくていいのです。
私の着付レッスンでは
カジュアルきものの着付を中心に
しているので
基本的に補正はしません
そしてきものだと動きにくいとか
不便に感じるのも
上に書いたような理由から
ある意味当たり前のこと。
逆にそういったところを
楽しむくらいの気持ちでいると
こうしなければ、と考えなくても
きものの時の動き方が
自然と身についてきたりします
そしてそうなってくると
不思議と着姿も
きれいになっていくのです
そんな風にファッションとして
気軽に時々きものを着る人が
もっともっと
増えていってくれたらいいなと
思います
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