Vectorworks Ver.2010における寸法線と図形の連動2 | CAD・DTPの裏技&テクニック教えちゃいます♪

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毎月VectorWorksの機能を紹介していくこのコーナー!
今回は【Ver.2010における寸法線と図形の連動2】です☆

前回は、Vectorworksの寸法線には
図形と寸法線の数値を連動させる機能についてお話しました。

今回は、その連動を解除する方法についてのお話。

この便利な機能もON/OFFの切り替えが出来ないと
100%便利とは言えません。

まず、既に拘束してある寸法線の
拘束を解除する方法から。

前回使用した下記のケース。
寸法線の引き出し線の根本に
緑色の四角形が出ていて、
拘束機能が働いていることがわかります。

この寸法線を選択した状態で、
加工メニューの、「拘束マークを編集」コマンドを指示します。



下図の「拘束マークを編集」ダイアログが出てくるので
削除ボタンをクリックします。


するとこのように拘束マーク(緑色の四角形)が消え、
拘束機能が解除されます。



上図はコーナー部分の拡大したもの。
黒色が寸法線、ピンクが四角形です。

では、毎回寸法線を描いた後に
拘束機能を解除しないといけないのか?

もちろん、予め設定を行い拘束機能を使わないことも可能です。

ファイルメニューの「書類設定」コマンドの
サブコマンド、「画像/寸法/解像度」を選択。
又は、画面上の図形のないところで右クリックし、
コンテキストメニューから同コマンドを指示します。



寸法タブをアクティブにし、
「寸法を図形の大きさと連動させる」のチェックを外します。
設定はこれだけ!


これで、この設定以降に描く
寸法線の拘束機能は解除されます。

ただし、既に拘束機能を使って、
描いてある寸法線がある場合、
こちらの拘束は解除されません。
解除したい場合は、
1番目に紹介した方法でそれぞれ解除を行ってください。

それでは、また次回お会いしましょう!

操作方法などわからないことは、
スタジオ・エム デザインアカデミーまでどうぞ!




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