フィレットツールを使おう!Vectorworks | CAD・DTPの裏技&テクニック教えちゃいます♪

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毎月VectorWorksの機能を紹介していくこのコーナー!
今回は【フィレットツールを使おう】です☆

四角形や多角形、直線の交点など
製図には角が多数存在します。

この角を丸めたいときに必要になるのが
このフィレットツールです。



ツールの場所は、「基本パレット」内にあります。
上図のアイコンですね。

このツールにはモードが3つあります。
この3つ。



左から、通常フィレットモード、分割モード、
そしてトリミングモードです。
あと、一番右のボタンは
フィレット半径を設定するボタンです。
では、解説していきます!


今回は直線を2本使用して解説をしてきます。
では、はじめにフィレット半径を設定しましょう。

フィレット半径ボタンをクリックし、
ダイアログにて半径を設定します。
今回は、50で設定します。

【通常フィレットモード】

使い方は簡単。
3モード共に共通ですが、
フィレットツールを選択し、
対象の図形と図形を順にクリックします。

ポイントすると、赤く強調表示されます。
(※バージョンによって表現が異なります)
直線の内側にある斜めの直線は
マウスの軌跡です。


通常モードの使用結果はこちら


この時に出来る円弧の半径の数値が
先ほど設定したフィレット半径となります。

【分割モード】

使い方は同じですが、結果が少し異なります。

見た感じは同じなのですが、
円弧が出来た点で直線が分割されています。
ここが、唯一異なるところ。

【トリミングモード】

最後はトリミングモード。
経験上、このモードが一番使用頻度が高いです。

結果はこちら。

上図では点線にしましたが、
通常の結果では点線部分が
消去(トリミング)されます。
CAD製図では角を丸める目的でフィレットツールを
使用することが多いです。
なので結果からしても
後処理のないこのモードが一番便利ですね!

【番外編】

実はこのフィレットツール、
角以外にも使えます!


このような円と円を用意しました。
通常フィレットモードで
2つの円をクリックすると・・・


こんな風に、フィレット図形を
作成できちゃいます!
皆さんもいろいろ試してみてください。

それでは、また次回お会いしましょう!

操作方法などわからないことは、
スタジオ・エム デザインアカデミー までどうぞ!


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