スタートアップのためのパソコン入門 -74ページ目

スタートアップのためのパソコン入門

誰も教えてくれないパソコンの使い方 SmartPC21




シンクライアント専用Linux - Thinstation」の続きです。

前回使ったLive CDから、ハードディスクにインストールしてみました。

使ったパソコンは、1999年に発売された「Prosignia Notebook 150 モデルA400」と、BUFFALOのPCMCIAカードLPC2-TX。AMD K6-2 400MHzのCPU、192MBの古いパソコンです。

まずパソコンのハードディスクの設定ですが、とても簡単です。

Windowsで使うVFAT(FATやFAT32)のパーティションがそのまま使えます。

Windowsで動いているパソコンであれば、CD-ROMの中身をコピーして、syslinuxコマンドで起動できるようにするだけです。

 Booting Thinstation from a Hard Disk using Syslinux.

もしゼロからスタートするのであれば、例えば「とても簡単に使えるDSL(Damn Small Linux)」をCD-ROM起動して、、、

 ディスクの確認は、fdisk -l
 パーティションの作成は、cfdisk /dev/hda
 フォーマットは、mkdosfs -F 32 /dev/hda1
 SWAPパーティションは、mkswap -c /dev/hda2

といった具合です。

ひとつだけ困ったことがあります。

DSLには、syslinuxコマンドが入っていません。

どうしましょう?


できるだけ簡単に済ませたいので、今回は、むかし懐かしいフロッピーディスクを使ってDOSで設定してみました。

古いパソコンで使うDOSの起動フロッピーディスクなんて持ってないよ!という人は、つぎのサイトからダウンロードできます。

 Free Boot Disks IDE CDrom Drivers Included

 Windows ME Boot Disk Download

Windows MEは、できれば最も使いたくないOSの一つですが、皮肉なことにWindows ME起動ディスクが一番役に立ちます。

ダウンロードしたexeファイルをWindowsで実行すると、フロッピーディスク(Windows ME起動ディスク)が作られます。

このWindows ME起動ディスクに、syslinuxをダウンロードして解凍したものから、syslinux.comファイルをコピーして入れておきます。

古いパソコンをWindows ME起動ディスクで起動するときは、「2. Sart computer with CD-ROM support.」を選択します。

とりあえず余裕を見て200MB程の大きさのパーティションを作り、アクティブに設定したら、(Windows ME起動ディスクで)再起動し、FATでフォーマットします。

 ディスクの確認は、fdisk
 パーティションの作成は、fdisk
 フォーマットは、format c:

swapパーティションは必要ありません。

syslinuxコマンドで、ハードディスクにコピーしたThinstationが起動するようにします。

 コマンドは、syslinux -ma c:

ここでまた一筋縄ではいかない問題が、、、

Windows ME起動ディスクでは、ロングファイルネームが扱えない!

しかたがないので、Thinstation Live-CDで起動し、Linuxを使ってCD-ROMの中身をCドライブにコピーしました。

 マウントの確認は、df
 コピーは、cp -a /mnt/cdrom/* /mnt/disc/hda/part1/

FATにコピーするので、unable to preserve owhershipというエラーメッセージが出ますが、無視します。

さらに、isolinux.cfg ファイルをコピーして syslinux.cfg というファイルを作ります。

CD-ROMを取り出して再起動すると、Thinstationをハードディスクから起動します。

ところが、、、

syslinuxのバージョンの違いのためか、diag/vesamenu.C32: not a COM32R imageというエラーメッセージがでて起動しません。

tsとタイプして改行キーを押すと、ちゃんと起動します。

/mnt/disc/hda/part1/syslinux.cfgファイルの、DEFAULTをtsに、PROMPTを1に変更して、次回から直ぐに起動するようになりました。

さらに、シャットダウン時に電源が自動的に切れなかったので、syslinuc.cfgファイルにacpi=forceも追加しました。

Windows ME起動ディスクで起動した場合には、edit c:syslinux.cfg で編集できます。

起動後、freeコマンドで調べた正味のメモリー使用量は、約89MBほどになっていました。


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古いPCをシンクライアントにする」の続きです。

Thinstation」は、シンクライアント専用のOSです。

Live CDをダウンロードして、CD起動ですぐに使うことができます。

学校やオフィスでの利用を目的で、Windowsを知っていれば、Linuxの知識がなくても使えるとのこと。

性能の低い古いパソコンで大丈夫。例えばPentium 100 MHz with 32 MB RAM以上。

ハードディスクがなくても、CD-ROMやUSBブート、ネットワークブートで利用できます。

最初に凄いと思ったのは、デスクトップに沢山アイコンがあって、ほとんどのメジャーな端末用プロトコルをサポートしていることでした。

例えば、Citrix ICA, NoMachine NX, 2X ThinClient, Microsoft Windows terminal services (RDP, via RDesktop), VMWare View Open client, Cendio ThinLinc, Tarantella, X, telnet, tn5250, VMS terminal and SSHなど.

TS-O-Maticsという、Web上でカスタマイズを行うという、ユニークな仕組みもあります。

 Thinstation カスタマイズ 作成方法

もちろん、Linuxなので、専門知識があれば、自由にカスタマイズを行うこともできます。

 DistroWatch.com: Thinstation

 Thinstation From Wikipedia, the free encyclopedia


今回も、1999年に発売された「Prosignia Notebook 150 モデルA400」と、BUFFALOのPCMCIAカードLPC2-TX。AMD K6-2 400MHzのCPU、192MBの古いパソコンで試してみました。

まず、Live CDをダウンロードします。

 http://www.thinstation.org/LiveCD/

Thinstation-2.2.2g-LiveCD.desktopのISOをクリックしてThinstation-2.2.2g-LiveCD.desktop-Setup.exeをダウンロード。

Windows上で実行すると、マイドキュメントのThinstationというフォルダーにファイルが自己解凍されます。

Thinstation\2.2.2g\CDにあるLiveCDdesktop.isoファイルをCD-ROMに焼きます。ほんの70MBほどの大きさです。

このCD-ROMでパソコンを起動します。

ビデオと違い、だいぶリラックスした壁紙が表示され、Enterキーを押してしばらく待つとThinstationが起動します。

キーボードにnum lockが掛かった状態で起動するので、num lockをまず外します。

起動後、freeコマンドでメモリーの使用量を見てみると、バッファーなどを除いた正味のメモリー使用量は、約92MBほどでした。

Linuxカーネルはバージョン2.6.16.5、rdesktopは1.6.0なので、新しいWindows7やWindows Server 2008の「Windowsデスクトップ」サービスも利用できます。


こういう本の中にも活躍しているシーンが、、、



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古いPCをシンクライアントにする」の続きです。

古いパソコンをシンクライアントとして使う、最も簡単な方法の一つがDSL (Damn Small Linux)

ライブCDの部屋」からCDイメージをダウンロードして、CD-ROMを焼き、古いパソコンで起動するだけ!

まず「ライブCDの部屋」から、Damn small Linux 4.4をダウンロードして試してみました。

使ったパソコンは、1999年に発売された「Prosignia Notebook 150 モデルA400」と、BUFFALOのPCMCIAカードLPC2-TX。AMD K6-2 400MHzのCPU、192MBの古いパソコンです。

CD-ROM起動ですが、メモリーは99MBしか使っていません。

Linuxのカーネルも2.4.31なので、古いパソコン向きです。

最新のカーネル2.6は、2.4よりもサイズが大きく、もっと高速のCPUに合わせて作られているので、古いパソコンでは逆にパフォーマンスが落ちてしまいます。

メニューで、DSL -> アプリケーション -> ネットワーク -> Rdesktop と選択して、Windows Server 2003やXPに接続することができました。

ところが、「Windowsデスクトップ」サービスは、エラーが表示され、接続できません。

調べてみると、rdesktopのバージョンが1.3.1なので、新しいWindows Server 2008やWindows7には接続できないことが分かりました。

DistroWatch.comによると、2008から開発が休止中です。

そのまま使うしかないので、新しいアプリは期待できません。

しかしながら、まだまだWindows Server 2003やXPは沢山あります。

とっても簡単に使えるので、役に立ちます。

メモリーが少ないマシンでは、メモリー不足を回避するために、ハードディスクに導入して使うことができます。

CD-ROMから起動後、デスクトップのメニューから「ハードディスクへインストール」で導入できます。

 DSL(Damn small Linux) インストール その3

もっとメモリーの少ないパソコンでは、起動時のメニュー画面で「install」と入力して、テキストベースのインストールを行うこともできます。

ここでは、できるだけ小さく軽くするために、オリジナルのDSL (Damn Small Linux)4.4.10を使用しました。

日本語化されていませんが、リモートデスクトップは日本語のWindowsに接続して使用できます。

先程の古いパソコンに導入してみました。

起動後のメモリー使用量は、49MBになりました。

バッファーなどを除いた正味のメモリー使用量は、15MBと表示しています。

なお、シャットダウン時に電源が自動的に切れなかったので、/boot/grub/menu.lstにacpi=forceを追加しました。


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