古いPCにThinstationをインストールしてみた | スタートアップのためのパソコン入門

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シンクライアント専用Linux - Thinstation」の続きです。

前回使ったLive CDから、ハードディスクにインストールしてみました。

使ったパソコンは、1999年に発売された「Prosignia Notebook 150 モデルA400」と、BUFFALOのPCMCIAカードLPC2-TX。AMD K6-2 400MHzのCPU、192MBの古いパソコンです。

まずパソコンのハードディスクの設定ですが、とても簡単です。

Windowsで使うVFAT(FATやFAT32)のパーティションがそのまま使えます。

Windowsで動いているパソコンであれば、CD-ROMの中身をコピーして、syslinuxコマンドで起動できるようにするだけです。

 Booting Thinstation from a Hard Disk using Syslinux.

もしゼロからスタートするのであれば、例えば「とても簡単に使えるDSL(Damn Small Linux)」をCD-ROM起動して、、、

 ディスクの確認は、fdisk -l
 パーティションの作成は、cfdisk /dev/hda
 フォーマットは、mkdosfs -F 32 /dev/hda1
 SWAPパーティションは、mkswap -c /dev/hda2

といった具合です。

ひとつだけ困ったことがあります。

DSLには、syslinuxコマンドが入っていません。

どうしましょう?


できるだけ簡単に済ませたいので、今回は、むかし懐かしいフロッピーディスクを使ってDOSで設定してみました。

古いパソコンで使うDOSの起動フロッピーディスクなんて持ってないよ!という人は、つぎのサイトからダウンロードできます。

 Free Boot Disks IDE CDrom Drivers Included

 Windows ME Boot Disk Download

Windows MEは、できれば最も使いたくないOSの一つですが、皮肉なことにWindows ME起動ディスクが一番役に立ちます。

ダウンロードしたexeファイルをWindowsで実行すると、フロッピーディスク(Windows ME起動ディスク)が作られます。

このWindows ME起動ディスクに、syslinuxをダウンロードして解凍したものから、syslinux.comファイルをコピーして入れておきます。

古いパソコンをWindows ME起動ディスクで起動するときは、「2. Sart computer with CD-ROM support.」を選択します。

とりあえず余裕を見て200MB程の大きさのパーティションを作り、アクティブに設定したら、(Windows ME起動ディスクで)再起動し、FATでフォーマットします。

 ディスクの確認は、fdisk
 パーティションの作成は、fdisk
 フォーマットは、format c:

swapパーティションは必要ありません。

syslinuxコマンドで、ハードディスクにコピーしたThinstationが起動するようにします。

 コマンドは、syslinux -ma c:

ここでまた一筋縄ではいかない問題が、、、

Windows ME起動ディスクでは、ロングファイルネームが扱えない!

しかたがないので、Thinstation Live-CDで起動し、Linuxを使ってCD-ROMの中身をCドライブにコピーしました。

 マウントの確認は、df
 コピーは、cp -a /mnt/cdrom/* /mnt/disc/hda/part1/

FATにコピーするので、unable to preserve owhershipというエラーメッセージが出ますが、無視します。

さらに、isolinux.cfg ファイルをコピーして syslinux.cfg というファイルを作ります。

CD-ROMを取り出して再起動すると、Thinstationをハードディスクから起動します。

ところが、、、

syslinuxのバージョンの違いのためか、diag/vesamenu.C32: not a COM32R imageというエラーメッセージがでて起動しません。

tsとタイプして改行キーを押すと、ちゃんと起動します。

/mnt/disc/hda/part1/syslinux.cfgファイルの、DEFAULTをtsに、PROMPTを1に変更して、次回から直ぐに起動するようになりました。

さらに、シャットダウン時に電源が自動的に切れなかったので、syslinuc.cfgファイルにacpi=forceも追加しました。

Windows ME起動ディスクで起動した場合には、edit c:syslinux.cfg で編集できます。

起動後、freeコマンドで調べた正味のメモリー使用量は、約89MBほどになっていました。


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