「シンクライアント専用Linux - Thinstation」の続きです。
「とても簡単に使えるDSL(Damn Small Linux)」で取り上げたDSLは、たった50MBほどの大きさでしたが、
今度は、10MBほどしかない超小型Linuxディストリビューションです。
ライブ版の総ファイルサイズは約10MB、超小型Linuxディストリビューション「Tiny Core Linux」
Tiny Core Linux - DistroWatch.com
使い方は、とっても簡単。
「Tiny Core Linux」からTiniy Core (iso)をダウンロード。CD-ROMに焼いて、パソコンで起動するだけです。
毎度お馴染みの、1999年に発売された「Prosignia Notebook 150 モデルA400」と、BUFFALOのPCMCIAカードLPC2-TX。AMD K6-2 400MHzのCPU、192MBの古いパソコンで試してみました。
電源スイッチを入れてから、CD-ROMを認識して起動プロンプトが出るまで約25秒。
改行キーを押してからデスクトップを表示するまで約52秒といった感じです。
古いパソコンにしては速いかな?
起動後のメモリー使用量は、正味約30MBほどです。
とっても軽くて速いのですが、このままでは何も動きません。
とってもストイックでミニマリストのためのLinuxです。
rdesktopを使うには、AppBrowserでrdesktop.tczをDownload+Loadします。
rdesktopのバージョンは、最新版の1.7.0になっていました。
そのままで、何の心配もなく「Windowsデスクトップ」サービスが利用できます。
他にも、例えば、Chromeブラウザーを使うにも、AppBrowserでchromium-browser.tczをDownload+Loadします。
クラウドへの接続が前提として作られていると言えます。
毎回ダウンロードしていたのでは大変ですから、ハードディスクにインストールしてみました。
Frugal Install Tiny Core Linux
インストールもとても簡単で、CD-ROMからハードディスクにコピーしてGrubローダーをインストールするだけです。
cfdiskやGRUBですら最初は入っていません。AppBrowserでDownload+Loadして追加します。
無事起動したので、Chromiumブラウザーと日本語表示のためのフォントをインストールして試してみました。
Tiny Core Linux 3.6で簡易日本語表示
最小構成のOSは素早く起動したのですが、ブラウザーなどのアプリが加わると、起動にも時間がかかります。
また、最近のアプリは大きくて重たいので、古いパソコンではあまり快適ではありません。
やはり古いパソコンで新しいアプリを使うのは諦めて、rdesktopなどで、シンクライアントとして使うのがベスト。
Tiny Core Linuxには、さらに小さいMicro Coreというパッケージもあります。GUIが取り除かれ、さらに小さく約7MBのサイズになっています。
このような最小限の構成から出発して、必要なものだけ追加できるLinuxは、他に Arch Linux が有名です。
Arch Linux - DistroWatch.com
これらのLinuxを元に、専用のシンクライアントを作成するという方法も考えられますが、、、
今のところ、Tiny Core Linuxを利用するのが、一番簡単そうに思えます。
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