Morning Tracks Volume 2
Cicada、Loveclub、Sunday Club、Ree-K、Wes、BT、X-DREAM、UTM、Coral Reef/Ki/oon Sony Records
トランスのコンピレーションっていうかノンストップミックス。かなり上品だけど、精神の中へ中へと入っていき、前へ前へと突き進む。これでもか!というほどのセンシティブなダンスミュージック。物凄い開放感と疾走感。宇宙とか未来よりも、大地や大海原や、地球的なワイド感がひしひしと押し寄せる良質厳選のオムニバス。「こんな夜明けを迎えるRAVE(パーティー)があったら!」という帯コピーの通り、深夜2時30分の最高潮のノリでなく、テクノのもたらす大感動のカタルシスで明け方を迎える音。→
はね

メンボーズ/BAD NEWS Records
「た~ましいが、ユーラユーラ~♪」って脱力系フォークデュオ。計算なさそうなあっけらかんとした声がある意味で無垢な魔力。日常の風景、秋の日の日向ぼっこを感じる。ジャケットがかなり物語っている。97年のアルバムなんだけど、ここ数年でもこういうユニット増えたんじゃないですかね。でも、男はゆずとか売れてるわりに、女の子は歌謡ポップスばかりの日本。がんばれガールズフォークデュオ。コケッシーズとかと同じ括りでFMラジオのCMに出ていなかったっけ。インディーズマガジンはいい雑誌だった。メンボーズで繋がった人たちとは、周辺の趣味も一致して、会ったこと無いのに立川談志の本を送ってもらったりしましたっけ。→
Earth to Infinity
EARTH TO INFINITY/SILENT
アンビエント、チルアウトなテクノ。無人島に持っていきたい一枚。眠れない時の最後の切り札がコレ。とにかく引き込まれて、しかも眠れる。シリーズや関連アーティストなどが分かったらもっと色々買い集めたいのだけど、とにかく謎の一枚。ドイツ制作のカナダ盤でしょうか?謎の中古屋でゲット。知っている人いたら、本当に連絡ください。蒸気機関車の音がイントロだったり、自動車の通る音の後いきなり日本語のセリフがぼそっと出てくる。「ぜんぜん違うよ、ここは◯◯じゃない」と喋る日本人参加者は誰?サンプリングだとしたら元ネタは?フワフワする数種のシンセパッド音。EARTH TO INFINITY、地球から無限へ。→
うろ覚え20世紀
はなたかこ/NOBLE MAMA
もともとノーブルママスカートというネット上のスカート屋を掲げ、小劇場に出る劇団の舞台衣装を作る衣装班だった、たかこさんが様々な名義で関わってきた録音をひとまとめにしたもの。映像も音声も残した出演作が多いな。『白戦車フラワーエディット』、『うまえもんず』以外は、アイディアのラフ録音で完成しなかった幻のトラック集。ちょっと危うすぎて他のCDに入れられなかったという裏事情も、束ねれば「そういう感じ」の記録パッケージ。豪華ボーナストラックを含めると差し引きプラスであろう微妙な判定の貴重盤。国内盤とヨーロッパ盤と2バージョンある。違いは『サザエックス』が原曲メドレーバージョンかノンストップ入魂リミックスか。→
MISS VOICES
清水ミチコ/MIDI
こういうアルバムつくりてー!コメディー集でありながらスネークマンショー等とは違ったコンセプトの「一人多重録音コントアルバム」。ジャケットは黒柳徹子、桃井かおり、松任谷由実、清水ミチコらが銭湯に入っているというイラストレーションで、裏面は井上陽水、安部譲二、ジャイアント馬場などの男湯。激似モノマネの中に矢野顕子の弾き語りが集録されてないのが残念だが、『三人の桃井かおり』が樹木きりんや大原麗子に変身してゆく様は絶品。相原勇など時代とともに表舞台から消えていったモノマネ対象の本人がいるなかで、第一線の清水みちこの生き残りっぷりは、この頃は予想も出来なかった。声のCDだけでなく、顔マネの本まで出しているのだから奇才。→
アマリリス名曲大全1962-1989

アマリリス/アマリリスレコード
バンドはテクノポップ~プチロックへチェンジしている。2つのアナログレコードを1枚に納めたコレクター対応のCDなので前半と後半でサウンド編成が変わる。事実上アリスセイラー中心のワンマンユニット。『篠原ともえ』とか見て、うわぁ!って衝撃受けた人は、結局、アリスセイラを通過してこなかった人。っていうと、ビミョーに違うけど、無茶弾け愛されキャラとして人の前にずんずんくる様子は、こっちの方がはやいね。音はナゴム系みたいな電波唄。軽々しい安~いスネアが印象的な『シェリーにくちづけ』の日本語版は癖になる。「おとおとおとおと、父ーさーん!」とかコント等ではなく、音楽として大肯定したい、上手さとは違う前へ出るチカラ。→
STARLIGHT, MOONSHADOW

Mari Iijima/Victor
「ピアノが好きだ」とか思うのだけど、潜在的にこういうジャケットの、ピアノを弾いている人への憧れがあるのだと思う。音とかメロディ以前に「すみません負けました」みたいな気持ちもあるし。服部克久の弦楽アレンジにピアノのインストなんだけど、原曲バージョンの詞がスッスッスッと浮かんでくるのは、元々のポップセンスの鋭さだろう。『Shine Love』の歌い出しでもサビでもなんでもない「誓いを、立てた、」とか、途中のメロディに導かれでスッスッスッと、カラオケの感覚とはまったく違う呼び出され方で詞が引き出しから出てくる。若山弦蔵のバックグラウンドミュージックでかかっててもおかしくないくらい管楽器も絡んでいる。→
ジャパニーズガール

空気公団、デイジー、NOE、ストロオズ、エクレール、藤本左起代/BAD NEWS Records
注目どころなのでしょうか、よくわかないけどライブで活躍&人気のギャルバンコンピみたいなの。ジャケ写全員集合が、普通の人すぎで好感度大。とにかく、曲がみなよいです。声は人なりといいますか、和めたり、訴えてきたり。ギターポップの左翼、右翼、正道があつまってます。後年、飛び抜けた存在になったアレとかアレは、このCDがターニングポイント?「ストロオズ」とか、よくぞ日の目をみてくれた。空気公団を知ったのもここから。松田マヨ、デイジーを知ったのもここから。ギター音響系NOEの『telephone』をDJ MIXに使ったりして延々と聴き続けている。→
わたしとウクレレしませんか?

夏です!ハワイアン、ボサノバ、カントリー。ウクレレでガールポップ!全曲ライナーノートに教則本的なコード表もついて、実用度の高いCD。渚、裸足、ウクレレとフツーの女の子3人。なんの変哲も無い「芸能感の無いユニットは売りものになるんか?」っていうものを堂々と出したポニー・キャニオン、エライ!こういうものこそ欲している人多いのではなかろうか。インディーズかと思った。日本語詞で歌ってるものが多いので、歌謡ムードもある。インストの『PoePoeのテーマ』は、女子と絡むおっさん伴奏者の微笑みも見える、のか。『バイヤコンディオス』『カイマナヒラ』と締めるところはシメてくれる。探したけど第二弾は出て無いのね。→
ナッツ&ミルク

アロアズフゥ/アロアズフゥ
アニメ・ファミコン・テクノ。愛すべきネオ茶の間文化をミックスしつづける二人組アロアズフゥ。ReBirth RB-338(TB-303)ジェネレーション?ライブでは、自作アニメや、高橋名人のビデオでオーディエンスを熱狂の渦に巻き込む。DMカードや大判ポスターもイラストの完成度が高くて人気だった、私に。アロアとプレミアファミリーのライブチケットの半券は今でも大切に持ってるよ。新宿ヘッドパワーあたりでライブしてたどのバンドよりも1曲や1アイテム、どこをとっても特別感があり、CDRのジャケットも、紙インクからして高級なものだった。技術面もセンス的にも、この道のテクノでは一番きれいな音作りをしている。なうしかー。→



