熊野古道、熊野本宮大社をめぐる冒険⑤Day3熊野古道・中辺路②近露・比曽原王子〜熊野本宮大社 | Smalllest Bar 小野ちはるの冒険

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山形の月山(がっさん)ビールとプレミアムテキーラでおなじみの錦糸町「Smalllest Bar(スモーレスト・バー)」の店主、小野ちはるです。
お店と私の事を書いていきたいと思います。
テキーラ・マエストロ。月山観光大使。2017サハラマラソン完走。

こんにちは。

Smalllest Barの

小野ちはるですおすましペガサス

 

先月行った

熊野古道の旅、

続きです。

 

1, 旅の全容・熊野古道概要

2, Day1和歌山県田辺市滝尻まで移動、民宿「古道の杜あんちゃん」

3, Day2熊野古道・中辺路①滝尻王子〜近露王子

4, Day2近露・「民宿なかの」

▷5, Day3熊野古道・中辺路②近露・比曽原王子〜熊野本宮大社

6, Day3 「農家民宿・茶の香」

7, Day4 大峯奥駈道・玉置山「玉置神社」

8, Day4 十津川温泉「平谷荘」

9, Day5 帰路「日本一長い路線バス」「谷瀬の吊り橋」

10, 中辺路で気になったエピソード「小判地蔵」

11, 中辺路で気になったエピソード「奥州藤原氏の伝説」

12, 中辺路で気になったエピソード「三体月伝説」

13, 全体を振り返って

 

 

近露で目覚めた朝、

前日の山歩きからの

体の筋肉痛はどうかな〜、と

おそるおそる

様子を見ると…

 

少しはあるけど

致命的ではない感じでした!

 

よかった!

 

この日は、

前日よりも距離が長く、

暗くなる前に

なるべく早く

熊野大社に参拝して

宿に着きたいなーという計画です。

 

そういうわけで

7:30くらいに出発。

(本当は7時くらいに出たかった!

 ※前回参照笑い泣き

 

この日もいいお天気で、

朝方は寒くて

着込んで出たけど、

古道に合流するや否や

もう暑くなって

上着を脱いで収納。

 

そして

やはりこの日も

古道で見かけるのは

外国人ばかり。

 

近露王子の次にあるのが

「比曽原王子」ですが、

その辺りからしばらくは

里の小径、という感じで

山歩きよりもラクな感じでした。

(そのくせ

 ちょっとロストしたあせる



全体を通して

この2日目の部分は

距離は長いけど

山道という感じの部分は

非常に少なかったです。

 

民家の軒先を歩くことも多く、

やはり住民の方たちは

温かい笑顔で

挨拶を返してくれました。

 

気持ちのいい

春の山歩きでした♪



実は前の日に

山の中でトイレに行きたくなり、

切羽詰まりつつ

小走りで

途中に出てくる

道の駅まで行くという、

反省ポイントがあったのです。

 

その山道に入る前に

展望台のような場所に

近代的なトイレがあったのに、

その時はもよおしてなかったし

行かなかったので、

あそこの休憩所で

いっとけば良かった〜!と

大反省しました。

 

小走りしつつも

どこか隠れてできる場所はないか

横目で探しつつ

先を急ぐという、

サハラの時も

ハセツネの時も

こんなことあったな〜、

という出来事あせる

 

結局

隠れてできそうな場所もなく

がんばって我慢しましたあせる

 

その反省から

山歩きの時は

もよおしてなくても

山道に入る前には

トイレに行っておくこと、

途中で小綺麗な

近代的なトイレがある場合は、

もよおしてなくても

行っておくこと!

というマイルールができました。

 

山のトイレは

小汚いところもあるので、

そういうところでは

なるべく行きたくないですあせる

 

どちらかというと

原始的な生活が

我慢できるほうだとは思いますが、

トイレに関しては

原始的だと

ちょっとツラいですあせる

 

トレランとかやっときながら

いまさらのマイルールですがあせる

 

トレランだと

汗で出ちゃうから、

そんなに用がなかったのかも。

 

なので

熊野古道2日目は

その点だけは気をつけました。笑



初めて

スタンプを集めながら

歩を進めるということをしましたが、

楽しいものですね。

 

途中で話しかけた現地の人が、

普段はガイドもやっているという方で

いろいろと教えてくれたりして。

 

ガイドさんと歩くプランもあります。

 

とにかく熊野古道は

アレンジが自由自在。

 

がっつり全部を徒歩で行かなくても

バスツアーもあって

◯◯王子から熊野本宮大社まで、とか

いいとこ取りできます。

 

実際、

熊野本宮大社が近づいて

発心門王子あたりからは

日本人も増えて、

格好も軽装の人をよく見かけたので、

そんな感じで

エッセンスだけ

味わうことができます。



それでも雰囲気は味わえるけど

やっぱり

昔の人に思いを馳せたい私は

滝尻から歩いて良かったです。

 

平安時代の人も

こんなふうに歩いて

詣でたのだな〜とか思うと、

感動しますよね。

 

そういう

歴史上のエピソードなども

ところどころのポイントにあって、

ご案内を読みながら行くと

おもしろかったです。

 

私は一人旅だから

そういう味わい方でしたが、

これが

誰かと一緒だと

また違う味わいで楽しいんでしょうね。



熊野大社に着く直前に

展望台があり、

川のほとりに

もともと熊野大社があった場所の

大斎原(おおゆのはら)の

大きな鳥居が見えました。

 

それがまた感慨深くて、

昔の人も

これを見たら感動しただろうなーと

またしても馳せる!!笑

 

そしていよいよ

熊野本宮大社に着いた時には

達成感と感動が!

 

舞い上がって

スタンプ押すのを忘れました。

 

神社自体は

そんなに大きくないです。

 

印象に残ったのは

狛犬さんのご立派な…あせる

(非常に不謹慎あせる

 察してくだされあせる

 

そんな狛犬は

初めて見ました。

 

それで動揺して

スタンプ忘れたのかなあせる


(ちょっと遠慮して直視できない角度で…)


その時点で

15:30くらいでした。

 

8時間くらい

歩いたのですね!

 

そのあと、

すごくパワーを感じる場所だと

教えてもらっていた、

山の上から見た

大斎原に向かいました。

 

もともとはそこに

熊野本宮大社が建っていて、

熊野川、

音無川、

岩田川の合流地点の

中洲だそうで、

明治22年に起きた大水害で

社殿が流されてしまったそうです。

 

そこに残った建物を

現在の場所に移転したとか。

 

そう聞くと

やはりその場所は

特別な場所だったんだろうなーと

思いますよね。



 

すごく大きな鳥居も圧巻でしたが、

なんとなく

川の堤防なんかの

風景を見ていると、

個人的には

メキシコのテオティワカンとも

似たエネルギーを感じて、

そう思うとやっぱり

すごいパワースポットなのかも、と

思ったのであります。

 

もとの熊野大社跡地でまた!

初日の宿

「古道の杜あんちゃん」で出会った

アメリカ人女性と再会!

 

おー!とびっくりして

少しお話ししました。

 

毎日顔を合わせたのに

初めて名前をたずねました

(前日も近露王子で遭遇したのは

 書き忘れたかも)

 

お名前は

ジャスティーンさんでした。

 

連絡先を交換することもなく、

SNSを交換することもなく、

付かず離れずでお別れ。

 

でもステキな思い出になりました。

 

まさに一期一会。

 

袖触れ合うも他生の縁。

 

参拝を堪能して、

その時点で16:30。

 



この日の宿は

本宮町の民宿ですが、

地図上では近くに見えても

経路的には

歩くと1時間かかるとのこと!

 

長らく歩いて疲れていましたが、

もうこうなったら

ついでだから、

全部歩いて行っちゃいました!

 

古道と違って

誰も徒歩の人とかいなくて

車しか通らない道でしたが、

右手に熊野川を眺めつつ

その土地を堪能できたから

良かったかも。

 

なんとも歩くことを堪能した1日でした!

 

その日の宿編につづく…