Tiny Tweaks can lead to Big Changes -10ページ目

心のかたづけ

心の片づけ (角川フォレスタ)/KADOKAWA / 角川学芸出版

¥価格不明
Amazon.co.jp

心の片づけ-日常に平穏と幸せをもたらすカンタン瞑想の
ススメ

心の平穏をもたらして自分を取り戻すために、どのように瞑想
を使ってゆくかについて述べられた本です。

スティーブ・ジョブスが瞑想を好んでしていたのは有名ですが、
最近、瞑想や呼吸についての本を見かける事が多くなりました。

ストレス解消やリラックスしたいということで、瞑想を始める
方も多いと思いますが、実際始めてみると雑念が浮かんで無の
境地になど、なかなか入れません。

これについて、瞑想トレーナーでもある著者は、雑念は放って
おけば良いとしています。

雑念が出てくるという事は、本当の自分を見えにくくしている
不要なもの、不安やプライド、固定概念などがはがれてきてい
る状態なので、雑念がたくさん出て来て当然、というくらいの
気持ちで、無理に消そうとせず放っておけば、次第に雑念が少
なくなってゆくとのことです。

瞑想を行う理由は、人それぞれだと思いますが、著者は瞑想を
「本質につながるためのツール」としています。

立て前やしがらみで、自分を見失う事も多い毎日の中で、瞑想
には、リラックスして自然体になることで、本当の自分を取り
戻し、自分の本質につながる働きがあるようです。

――――――――――――――――――――――――――――
素晴らしい芸術作品が生まれる瞬間というのは、作り手の本来の
姿から自然にわきでたものが形になったときだと言われています。
その作品に魂が宿り、生気を帯び、エネルギーが満ちるため、そ
れを目にしたり触れたりすることで深く感銘を受け、魂に響く作
品になるからです。
――――――――――――――――――――――――――――

芸術作品に関わらず、人に影響を与えるのは、単なるテクニック
ではなく、本当の自分を表現することなのだと思います。

若者は本当に右傾化しているのか

若者は本当に右傾化しているのか/アスペクト

¥972
Amazon.co.jp

若者は本当に右傾化しているのか

特攻隊をモチーフにした「永遠の0」のヒットや、靖国神社
参拝に賛成する若者が多いという理由で、若者が右傾してい
ると言われている事に対し、検証している本です。

あまりこの手の本は好きではないのですが、若者の右傾化と
言われていることに対しては、私も本当にそうかな?と疑問
に思うところがあったので読んでみました。

著者の検証によると、保守的課題を熱心に支持しているのは
実際には、若者ではなく30代から40代の世代だそうです。

また、永遠の0のヒットは作品的に優れているからであり、靖
国神社のみたままつりは若者のデートスポットにもなっている。
靖国神社に行ったからといって、保守的課題に賛成しているわ
けではない。
特攻隊の映画がヒットしているから、若者が保守化していると
いうのは一面的な見方であり、そういった行動をイデオロギー
の結果として読み取る側にこそ問題があるとしています。

イデオロギーにこだわり、一面的な見方しか出来ないと、判断
を誤り、解決できない危険があります。
現在解決できていない問題の原因は、そういったところにある
のではないでしょうか。

――――――――――――――――――――――――――――
愛国心や憲法改正や歴史認識という、現在保守的課題とみなさ
れている多くの事柄が、保守と言うイデオロギーの呪縛から解
放されるとき、そこで規定される多くの問題は、解決に向かっ
て大きく前進しているか、あるいはすでに解決しているかのど
ちらかであろう。
―――――――――――――――――――――――――――――

神田昌典氏は、日本と中国や韓国は政治的には解決出来ていない
問題があっても、経済的文化的な結びつきは、今後も強まってゆ
くとしています。

おそらくそれは、すでに経済や[文化が政治的イデオロギーを超え
たものになっているからなのでしょう。
行動がイデオロギーにとらわれないのは、気に入らない人たちも
いるかとは思いますが、基本的には止められない流れではないか
と思います。

そして、イデオロギーにとらわれない世代が中心となったときに、
現在の政治的問題、保守的課題も解決に向かうのではないかと期
待を感じます。

休む技術

休む技術/大和書房

¥1,404
Amazon.co.jp

休む技術-かしこくコスパを上げる大人のオン・オフ術
効果的な休暇を取ることは、仕事にとっても人生にとっても
大事なことであるとして、休みの取り方や過ごし方について
語られた本です。

確かにいい休みが取れた時は、仕事にも身が入るし、逆に休
みでも仕事の事を気にしていると、まったく休んだ気になれ
ず、休み明けのモチベーションは下がりっぱなしです。

本書では、ゆっくりとした休みを取ってリフレッシュするため
の方法がいくつか紹介されていますが、私がいいなと思ったの
は、あえて仕事の事を考える時間を決めてしまうという方法です。
休みの日は仕事の事は忘れてと言っても、毎週旅行に行くわけ
もないので、完全に仕事のことを忘れるのは難しいでしょう。

考えたくないのに、気がつくと仕事の事を考えていて、休みの時
間を無駄にしてしまったと、軽いうつ状態になってしまいます。
それならいっそ、休日も仕事の雑念が入ってくる事はやむを得な
いと割り切り、むしろ仕事や雑念を考える時間を決めてしまう。
例えば午前中は仕事の事を考える時間と決めてしまえば、仕事の
事を考えても後悔せず、午後からの気持ちの切り替えがしやすく
なるというものです。

午前、午後、夜といった程度のおおざっぱな3分割でアバウトに
時間を区切り、やることを決めることで「休日うつ」を防ぐ対策
になるそうです。

また、長期の休暇を取ってリフレッシュすることは、仕事にとっ
ても良い影響を与えると思いますが、日本人は休みを取る事に対
して躊躇しがちなところがあります。
それについて、著者はこう語っています。

――――――――――――――――――――――――――――
欧米人のようにゆったりとバカンスを過ごせるようになるのが
目標でしょうが、国民性、文化を変えることは容易ではない。
せめて、休めるときには休むべきという「べき思考」を休日に
も当てはめるほうが日本人的ではないでしょうか。平日のため
にも休日はしっかり休んでおくべきという消極的「べき思考」
でも、それに気付かず、あるいは休むのは悪という同調圧力に
渋々従って、結果的に心身の調子を崩す、まして過労死になって
しまうよりは、ずっとましです。
―――――――――――――――――――――――――――――

大前研一氏は、仕事だけではなく趣味が幅広い事でも有名ですが、
大前氏は、年始に年間の休暇と遊びのスケジュールを決めてしま
うそうです。

休みが取れたらどこかに遊びに行くのではなく、遊びにゆく予
定を決めたから休みを取るというような考え方でしょうか。

仕事と同じで予定やスケジュールというものは、いったん決め
ると、それに合わせようという気持ちが動きます。

休みを取るのが下手な日本人には、最初からスケジュールを組ん
で予定を立てさせ、ある意味強制的に休暇を取らせるという方法
が合っているのかも知れません。