休む技術 | Tiny Tweaks can lead to Big Changes

休む技術

休む技術/大和書房

¥1,404
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休む技術-かしこくコスパを上げる大人のオン・オフ術
効果的な休暇を取ることは、仕事にとっても人生にとっても
大事なことであるとして、休みの取り方や過ごし方について
語られた本です。

確かにいい休みが取れた時は、仕事にも身が入るし、逆に休
みでも仕事の事を気にしていると、まったく休んだ気になれ
ず、休み明けのモチベーションは下がりっぱなしです。

本書では、ゆっくりとした休みを取ってリフレッシュするため
の方法がいくつか紹介されていますが、私がいいなと思ったの
は、あえて仕事の事を考える時間を決めてしまうという方法です。
休みの日は仕事の事は忘れてと言っても、毎週旅行に行くわけ
もないので、完全に仕事のことを忘れるのは難しいでしょう。

考えたくないのに、気がつくと仕事の事を考えていて、休みの時
間を無駄にしてしまったと、軽いうつ状態になってしまいます。
それならいっそ、休日も仕事の雑念が入ってくる事はやむを得な
いと割り切り、むしろ仕事や雑念を考える時間を決めてしまう。
例えば午前中は仕事の事を考える時間と決めてしまえば、仕事の
事を考えても後悔せず、午後からの気持ちの切り替えがしやすく
なるというものです。

午前、午後、夜といった程度のおおざっぱな3分割でアバウトに
時間を区切り、やることを決めることで「休日うつ」を防ぐ対策
になるそうです。

また、長期の休暇を取ってリフレッシュすることは、仕事にとっ
ても良い影響を与えると思いますが、日本人は休みを取る事に対
して躊躇しがちなところがあります。
それについて、著者はこう語っています。

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欧米人のようにゆったりとバカンスを過ごせるようになるのが
目標でしょうが、国民性、文化を変えることは容易ではない。
せめて、休めるときには休むべきという「べき思考」を休日に
も当てはめるほうが日本人的ではないでしょうか。平日のため
にも休日はしっかり休んでおくべきという消極的「べき思考」
でも、それに気付かず、あるいは休むのは悪という同調圧力に
渋々従って、結果的に心身の調子を崩す、まして過労死になって
しまうよりは、ずっとましです。
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大前研一氏は、仕事だけではなく趣味が幅広い事でも有名ですが、
大前氏は、年始に年間の休暇と遊びのスケジュールを決めてしま
うそうです。

休みが取れたらどこかに遊びに行くのではなく、遊びにゆく予
定を決めたから休みを取るというような考え方でしょうか。

仕事と同じで予定やスケジュールというものは、いったん決め
ると、それに合わせようという気持ちが動きます。

休みを取るのが下手な日本人には、最初からスケジュールを組ん
で予定を立てさせ、ある意味強制的に休暇を取らせるという方法
が合っているのかも知れません。