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onagawa factory(小さな復興プロジェクト)

宮城県牡鹿郡女川町において、モノづくりを通して震災復興を目指した「小さな復興プロジェクト」は今、
新たな女川町の魅力を創りだす企業「onagawa factory」としてさらに素敵な街づくりに貢献していきます!

今年も残すところ5日ほどとなりました・・・一年は本当にあっという間ですねあせる

 

このスピードで月日が過ぎ去ると、震災の時に感じた沢山の想いが薄らいでいくスピードもどんどん早くなって行くような感じがします。

 

数日前、女川駅前のシーパルピア商店街に“ハマテラス”という商業施設も完成し、元気の良い女川のニュースが沢山流れましたが、全国区ではニュースになったんですかね!?

 

海鮮のみならず、ステーキや釜飯など・・グルメが盛りだくさんの女川の新たなホットスポットアップ

 

まだお客様がいっぱいで、グルメを堪能する余裕がありませんでしたが、また随時アップしていこうと思います音譜

 

シーパルピアは本当に素敵な場所で、ジャズが流れる商店街を歩くだけでも本当に贅沢な気分になります。

いつか我々も、この素敵な商店街で商売ができるよう、がんばって行きたいと思いますアップアップ

そうそう、駅前ではページェントもやってますよラブラブ

 

 

 

 

 

そして先日、我々の宝である兼重さんが80歳の誕生日を迎えました音譜  

 

80歳は“傘寿”というんですね!会社からも傘寿のお祝いを贈りましたクラッカー

 

ミカちゃんが産休に入ってるので、現在onagawa fishを機械で削れるのは兼重さんのみ。本当に大切な宝ですカナヘイきらきら

 

 

 

 

 

onagawa fishは被災者の震災後のストレス軽減や義援金とは違った支援の形として、震災の一か月後にスタートしました。

 

震災から1~2年は「支援として買ってもらう商品」でしたが、その後は「欲しいと思ってくれる商品作り」を目指して頑張ってまいりました。

 

そして同時に、「新たな街づくりに貢献できる企業」を目指して参りました。

 

 

年齢に関係なく働ける会社

 

子供が小さいママも安心して働ける会社

 

 

こんな会社があれば、女川を離れる人が減って、逆に増えるかもしれません!!

 

 

来年は新たなプロダクトもどんどん増える予定。

 

来年もどんどん良い商品を作って、どんどん職場環境を整えて雇用を増やし、どんどん町に税金を納め、どんどん町が良くなっていくように頑張りますので・・・・

 

みなさん、どんどんウチの商品を買ってくださいね爆  笑

 

・商品のお買い上げはこちらからoanagawa fish house AURA webショップ

 

・柚子農園管理の応援もよろしくお願いします!新たな銘品を作りたい!

 

 

水曜日が定休日なのもあって、明日で仕事納めとなってしまいます。

 

来年一年も良い歳となるよう、これからもよろしくお願いしますぁげ㊤ぁげ㊤ぁげ㊤

 

 

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昨日、柚子ソーセージの試食会を開催しました!

㊧ ポークとビーフの合い挽きに柚子を混ぜ、スモークしたもの

㊥ ポーク100%に柚子味噌を加えたもの

㊨ ポーク100%のチョリソーソーセージに柚子を加えたもの

この三種類の試食をしていただきました。

 

評価は全体に高かったのですが、

 

「柚子の苦みが残る」

 

「味噌やチョリソーは柚子の風味が消されてしまう」

 

などのお声をいただきました。

 

僕自身の感想もやっぱり同じ感じ。商品化に向けてはまだまだ手直しが必要です。

 

とは言え、まさやんのソーセージはやっぱり激ウマ!! 商品の仕上がりのクオリティは非常に高いレベルで、僕的には特に“柚子味噌”が絶品!! 仙台味噌を使っていて、土産品にもぴったりだし・・是非商品化したい!!! 


本場ドイツ仕込みのソーセージ職人“まさやん”

 

今回頂戴した意見を基にブラッシュアップし、もう一度試食会を開催できるように頑張ります!

 

ところで、一枚目の写真の後ろに移っている柚子は、おととい収穫した女川の柚子。

まだまだ木が小さくて弱いので、成長も良くありません。掌に二つ乗っかるほどの大きさです。


今年はこの二つだけの収穫でした。

 

もっともっと良い柚子が作れるよう・・・鹿と闘いながら頑張っていこうと思います!

 

応援よろしくお願いします!→女川で育てた柚子を活用した「柚子ソーセージ」をつくり新たな宮城の銘品にしたい!

 

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柚子農園の管理はもちろんですが・・・実は商品開発も進んでおります!

 

ソーセージ職人の友人である渡辺氏(まさやんと呼んでいる友人ですので、今後“まさやん”という表記になるかもしれませんがご了承ください(^^; )が、仕事の合間をみて商品開発を進めていてくれており、先日僕も試作品を食べてみました!

 

柚子とソーセージの組み合わせはどうなんだろう・・・と、僕自身も不安でしたが、美味い!!

※まさやんのソーセージの写真ですが、実際の試作品の写真ではありません。

 

さすが、本場ドイツでソーセージ作りの修業をしてきた腕です! 

 

が・・・

 

他にも数人試食した人の中には、

 

「もう少し〇〇した方がいいんじゃない?」

 

といった意見を出される方もいました。

 

そこで!

 

明後日15日、仙台市中心部で試食会をすることにしました!!

会場は、まちくる仙台で毎月開催している「ガーデン月の市」。こちらの車が目印です!

 

ちなみに、まさやんが傷ついてしまう恐れがありますので(笑)、アンケート用紙を準備いたします! 味についてのご意見をいただけたらと思います!

 

試作品に限りがございますので、なくなり次第終了いたします。あらかじめご了承ください。

 

イベント詳細は以下の通り。

■イベント名称    「ガーデン月の市」

■開催日        2016年12月15日 (木)

■開催時間      11:00~15:00

■開催場所      まちくる仙台(仙台市ガス局ショールーム ガスサロン)
            仙台市青葉区中央2丁目10-24

 

ついでと言っては何ですが、onagawa fish各種も販売させていただきます!

最近人気のホイッスル付きのonagawa fishや、“杜の都のチーズケーキ工房 yuzuki”さんで作っていただいている、牡鹿半島の塩を練りこんで作った女川限定のチーズケーキの販売も予定してますので、お時間のある方は是非ご来場ください!

 

 

おまちしております!

 

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先日のブログで書いたことが現実になってしまいましたね。。。

被害が大きくなかったとはいえ、実際に津波が押し寄せました。

そして緊急地震速報も鳴り響き、その音と共にあの頃の記憶が呼び起されました。

怖いですね。

 

ホント、用心に越したことはありません。

 

それもあってか、急に我々のアイテムをご注文頂く方が増えてきてまして、改めて防災意識を持とうという方が増えてることなのではないか・・・と思っております。

 

特にホイッスル付きのonagawa fishは一気に売切れてしまいました。

 

本日材料が届き、再販できることになりましたので、ご不便をおかけしていた方におかれましては、再度ご検討いただけますよう、お願いいたします。

 

ホイッスルは、自分の場所を伝える手段になります。声が出なくても、小さな呼吸でも、音を出すことでアピールできるのです。持ち歩くことで損はありません。
 

どうせ持つなら、オシャレに持ち歩けるといいですよね?

 

うちの商品はフックタイプですので、バッグのチャームにしてもOKですし、キーホルダーとしてお使いいただいてもOK!

とにかく、常に持ち歩くことが大切です!  ぜひお一つお持ち歩いてくださいアップ
 

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そして・・本日は新たな取り組みのお知らせを少々。

 

 

今回の地震の時に、あれほど「車で逃げるな!」と言われてたにも関わらず、車で避難して渋滞が起きたというニュースが流れておりました。

 

このことが示す通り、震災は、世の中のみならず被災地に住む人間の中でも風化が進み、過去のものとなりつつあります。


だけど、ニュースにはなってませんが、被災地の復興工事はまだまだ途中の段階で、すべての人が元の自分の町に戻るには、まだまだ時間がかかります。

 

想像してみてください。

 

『自分が住んでいた町が失われ、6年が経とうとしているが、まだ戻れる状況が見えない。』

 

『自分の町には働く場所もまだ充分になく、避難している地区で新たな仕事に携わっている。』

 

『仮設住宅の近辺の住民が増えたため、コンビニやスーパーなどの、生活インフラが充実している。』

 

・・・この場合、避難先の方が仕事場に近くて生活インフラが充実しています。そこであえて、元の町に戻ってくることを考えるでしょうか?

 

 

だからこそ、「稼げる街」を創りだしていかなきゃないのです。

 

我々は『小さな復興プロジェクト』としてスタートし、主に木工を中心とした手工芸品の制作をしてまいりました。

 

2012年には、働き手が安心して働けるよう法人化し、福利厚生を整えました。

 

 

しかし・・・やっぱり今も『復興支援グッズ』の枠から抜け出せるほどスキルアップが出来ずにおります。

 

売上は日々激減し、周りからは廃業を推す声も多くなりました。

 

だけど、ここで終わってはここまで頑張ってきたことが無になってしまいます。

 

それが悪であるとは言いませんが・・・負けませんメラメラ

 

そこでこの度㈱onagawa factoryは

 

・木工部門

 

・食品加工部門

 

の二つに分けた事業展開を図ることにしました。

 

具体的には、木工部門のコーディネート及びリブランディングを大手木工メーカー(名前を発表して良い段階になったら発表いたします)が担当。

 

食品加工部門はわたくし湯浅が培ってきたスキルと人脈を活かし、事業化できる段階になった時点で、㈱onagawa factory の事業の一環に取り入れることにします。

 

 

そこで、大きな問題となってくるのが資金問題

 

「復興支援グッズ」市場は淘汰され、ここ最近は売り上げはほとんどなく、会社としても代表個人として当然のことながら融資を受けることができません。

 

そこで、あらためてクラウドファンディングにて、皆様のお力をお借りしたらどうだろうか?という話になりました。

 

今回、「仙台のまちなかをみんなでもっと過ごしやすく、楽しくしよう」「仙台の元気を東北全体に届けよう」「将来の仙台・東北を創っていく人を応援しよう」という趣旨のもと、本日11月28日より、「まちくるファンド仙台」というクラウドファンディングが立ち上がりました。

その立ち上げのプロジェクトの一つとして、わたくしのプロジェクトを取り上げていただけることになったのです。

 

内容は、「女川産の柚子で宮城を代表とする土産品を創りだす!」です。

 

具体的には柚子入りソーセージの制作。

いつかは、ここ女川の害獣‶鹿“を使って、鹿肉と柚子のソーセージを女川で作っていく。そのための試作品づくりや柚子農園の管理運営費の一部をご支援いただきたいという内容となっております。

 

以前、レーザー彫刻機が壊れてしまって再導入できずにいた時・・・皆さまにご支援いただきましたので、「また今回もやるの??」と思われる方も多いとは思います。

 

心苦しいというのが正直なところかもしれません。

 

ですが、今回は「新たな産業づくり」です。皆様のお力添えが、女川をはじめ、宮城の新たな産業・文化・土産品を創りだしていくのです。

 

長い文章になってしまいましたが、是非ご一読いただき、ご協力いただけたらと思います。

ダウンダウンダウン

 

女川で育てた柚子を活用した「柚子ソーセージ」をつくり新たな宮城の銘品にしたい!

 

いつもお願いばかりで申し訳ないですが・・・ぜひ新たなまちと文化を作って行きましょう!



みなさまのご協力のほど、心からお願い申し上げますアップアップアップ

昨日11月13日、横浜市緑区中山にあります“なごみ邸”というおしゃれなレンタルスペースで開催の『ゆめフェス』というイベントに参加して参りました!

このイベントは「東日本大震災から5年半経って変化した現在の様子と感謝の気持ちを伝える」を趣旨として開催。女川を中心としたグッズや食の販売、獅子舞の演舞などを行いました!

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とても素敵な場所で、とても気持ち良い天気にも恵まれ、沢山の方が来場してくださいました(^^)/

ご来場いただいた皆様、本当にありがとうございましたルンルン

わたくし湯浅自身、今回改めて震災の事を考えさせられ、また、5年半経った今になって初めて、津波被害の知られざる二次被害がある事を知りました。そしてやはり、防災意識を持つ事がとても大事なんだと感じました。




昨晩、ニュージーランドで大きな地震がありました。


土曜日には宮城県沖を震源とする地震がありました。(久々に「やばいかも」と思った揺れでした)


東日本大震災の時も同じように、宮城県沖での大きめの地震とニュージーランドでの大きな地震がありました。

また、今晩は役70年ぶりのスーパームーンとの事。満月との関係性は証明されておりませんが、月の引力が地殻に影響を与えるのではないか、と言った見解を示してる方もおります。


不安を与えるのではありません。これを機にまた改めて防災に意識を向けるきっかけになって欲しいのです。


ちなみに、震災時、仙台市中心部にいたわたくし湯浅が感じた必要な事をあげてみます。


【何より大事なのは「逃げる事」】
⇨当時、仙台市中心部で自社主催の家具のイベントの立ち上げ日でした。数名の家具職人の方の商品をお預かりして展示していたため、揺れで家具が壊れる事を恐れ、建物から離れられずにいました。
が、高層ビルがプリンの様に揺れてるのをみて、そしてあちこちから物が落ちる音やガラスの割れる音が聞こえ初めて、家具職人の方々には申し訳無いけど…逃げました。

【必要だったもの】
・水
⇨断水は一週間以上続きました。給水車が来るまで避難所に水をもらいに行ったら「ここに避難してる人のための水だから渡せません」と断られました。給水車が来る様になっても、給水する人が素人のため、タンクを沢山持ってきた人には沢山の水を配ってしまい、数時間並んでも水がもらえないこともありました。

・電池、ラジオ
⇨電気が止まり、情報が全て絶たれてしまいます。

・携帯の車用充電器(その他ソーラー充電器など)
⇨電気も止まってしまいます。なので、自宅の電話も使えません。携帯からの情報は大く、また、家族や友人などの連絡は携帯のみになります。
が、基地局もやられてしまうので、その他の連絡方法を家族と話し合っておいた方が良いですね。

・ランタン、ろうそく
⇨停電は、都市部で満点の星空が眺められるほど暗くなります。

・カセットガスコンロ、ガス
⇨都市ガスは1ヶ月以上止まってました。

・ガソリン
⇨車は携帯な充電ができ、ラジオも聞こえ、テレビも見れる場合もあります。ガソリンスタンドは機能を失うので、震災後、ガス欠で路上に放置された車がどんどん増えてました。
食品が買える情報が入っても、ガソリンがないと移動できませんでした。

・米
⇨僕の家に避難してきた友人もいたので、米はあっと言う間になくなりました。少し多目にストックしておくと良いかもしれません。

・保存のきく食料
⇨缶詰やパスタ。レトルト食品。

 ・その他、あってよかった物
⇨ウェットティッシュ、電気を使わないストーブ(お湯も沸かせます)、水のタンク…

こんな感じでしょうか。思いついたら追加していきます。




用心に越した事はありません。

ぜひこの機会に改めて防災について考えてみてください!