All-Blue World-'this incredible world lies right ahead of you'-  -17ページ目

Dear Tesoro

気づけば、いつもそこにいた。


近くで笑っていた。


例え、遠くに離れようとも、そんな距離なんてお構いなしに、


まるで、子供の頃からの幼馴染みのように、僕らはずっと笑っていた。


その人はいつも自然で。


ちょっと臆病なその心は、その繊細さと裏腹に真っ直ぐした芯を持っていて。


ただ空気のように自然と存在するその人は、初めて見つけた心から落ち着ける場所だった。


いつもちょっと自信をなさそうに、自分の位置を知っている人。


けど、彼女ほど、身の丈を知り、一つ一つの大切さを知っている人は、他に知らない。


本人はどう思っているかわからない。


けれど、あんなに人の痛みを分かり、真の意味で強い人を、僕は知らない。


その人が過ごしてきた、その時間はいつも羨ましくて、


いつもあんな風になりたいなと思ってた。


あんなに、ナチュラルでいられる人はない。


世界で一番信頼できる人。


真っ直ぐな心は、時に壊れやすく、繊細だけど。


何よりも透明で、美しく輝いている。


ただ自分は自分らしくあればいい。


そんな事をその身で教えてくれたのも、その人だった。


誰よりも公平な心を持ち、透き通った心を持つ人。


あなたに出会えてよかった。


伝えきれないほど、溢れる想いがこの胸にはある。


感謝してやまないこの気持ちと、次から次へと溢れるこの気持ちに、


どれだけ君が大きな存在か分かる。


ただ今は、「ありがとう」と伝えさせて欲しい。


そして、その心で、僕の心を開いたように、


これからも出会った人の心の鍵を開けてあげて欲しい。




運命

「運命」ってあるのだろうか…


ずっと自分が運命だと思っていたものは、いつの間にかこの手から離れようとしている。


自分の想いと裏腹に、踏み切れない現実。


その一方で、心は泣いている。


こんな心の迷いも痛さも、たいしたことないはずなのに、


その一歩を踏み出せずにいる。


狭間の中で、自分がこれほどもどかしく思えるなんて。


その一歩が、気の遠くなるほど遠い。




Be who you are



時に自分自身が、どこにいるのかわからなくなる事がある。


もし、社会の規則で何かを抑えなければならないとするのなら、


自分を抑えなければならないとするのなら、


果たして、それは〝正しい〟のだろうか?


自分を押し殺してまで、周りを活かさなきゃいけない事ってあると思う。


けど、〝自分を殺さなきゃいけない〟って考え方は、間違ってると思う。


もし、そんなものがあるのなら、くそくらえだ。


例え、どんな状況でも、僕らはただ〝僕ららしく〟あり続けるべきだ。