【不登校】高校1年生の憂鬱 | 不登校ママのこころのサポート
こんにちは。
 
きし さちこです
 

 

 
子育てをしていると、目の前の自分の子どもと、
 
自分が子どもだった頃とくらべちゃいませんか?
 
 
 
小学生の時はこんなことあったなぁ~
 
とか思いだすことがあったり、
 
その頃の流行っていたこととか、
 
大人たちの口癖とか。
 
 
 
そんな流れで思いだしたのが、
 
私の高校1年生の時の憂鬱でした。
 
 
子どもが不登校になってから、
 
いろんなタイプの不登校があることを知りました。
 
その中でも、
 
高校生から学校に行けなくなる事もあるというのを知りました。
(高校生はGW明けが一番多くなるそうです)
 
 
私もその昔、高校生だった頃、
 
学校に行きたくないなぁ~って思って、
 
憂鬱な毎日を送っていた時期がありました。
 
 
 
私が高校生だったのは、もう20年も前(-_-;)
 
だけど、その時の感覚と今の子たちとの感覚に
 
大きな違いはないようにも思うので、
 
私の経験をシェアしようと思います。
 
 
 
高校に入学してすぐは、
 
新しい環境になれるのに一生懸命。
 
新し友達、新しい通学路、新しい制服
 
そうだ、制服が好きじゃなかったので、
 
私服でもOKな学校を選んだのでした。
 
好きな服で持ち物も自由で、
 
とっても楽しく充実した高校生活が始まる期待でいっぱいでした。
 
 
「自由」が基準にある校風で、
 
校則もほぼ無し。
 
 
あ、一応の出席日数や、
 
テストの成績による進級判定はありました。
 
 
 
友だちもすぐにできてクラブにも入って、
 
順調なスタートを切ったのです。
 
 
が、学校に慣れてくると、
 
どんどん学校がつまんなくなっていきました。
 
 
自由な高校なだけあって、
 
勉強面も生徒の自主性を重んじるので、
 
勉強についていけないと、
 
自分で何とかしなきゃならない。
 
 
一応進学校なので、授業もどんどん進んでいく。
 
 
私は、学校に行って友だちと関わる事は楽しかった。
 
けど、なんで勉強をこんなに頑張らなきゃいけないの?
 
ってめちゃくちゃ疑問に思ってしまった。
 
 
中学生の時は、高校に行くために
 
まあまあ勉強を頑張った。
 
 
けど、私は今高校生になって、
 
なんのために勉強をしているんだ????
 
 
 
そう、毎日学校で過ごすことは楽しいけれど、
 
学校で主にする「勉強」って、
 
なんでやってるんだ?私・・・
 
 
高校生をなんのためにしているの??
 
 
って、そんなことを考えだして、
 
ふと気づいたことは、
 
 
 
わたし、将来何をするかとか全く決めてない。
 
今頑張っていることが
 
なににつながっていくのかが分からない、、、。
 
 
 
高校生になったばかりの私は、
 
それまでの目標(高校受験に合格する事)が
 
達成できた喜びだけで過ごしていた。
 
 
その喜びが落ち着いた頃に、
 
ちょうどGW明け頃から、
 
ん???今私は何のために・・・・って
 
目標がないまま頑張ることが
 
出来なくなっていたんですね。
 
 
原動力となる目標がないもんだから、
 
エネルギーがわかない。
 
毎日学校には行くけどね、
 
だって親に迷惑をかけたくなかったから。
 
たぶん私の目は死んでたな。
 
 
全然イキイキできなくて、
 
こんなの私じゃない!とか思うけど、
 
イキイキする元がないから、
 
頑張ってもカラ回りで、
 
学校に行くだけでクタクタ。
 
 

学校辞めちゃおうかな?とも思った。
 
毎日何をしているんだか、よく分かんない。
 
でも学校をやめたら、
 
「働かざる者食うべからず」な親からは、
 
仕事探しなさいって言われるだろうし、
 
勉強するのも嫌なのに、
 
仕事なんてできそうもないし、、、、
 
 
半年間ほどモンモンしました。
 
つまんない。楽しくない。
 
何もかもやりたくない。
 
だって、する意味が分かんないんだもん。
 
 
 
10代後半の3年間は、
 
長い人生の中ではたったの3年間ですが、
 
当時の10代の私にとっては
 
とてもとても大切な3年間です。
 
 
その3年間をどこを目指して過ごすのかを
 
考えてこなかった。
 
 
はじめて
 
「自分の生きる道は自分で作っていくもの」
 
という事を突きつけられたような気がしました。
 
 
 
義務教育の小中学校では
 
自分の道なんて考える事はなかった。
 
 
高校へ進学するのも、
 
みんなそうしているから、
 
自分の学力にあった学校を
 
数校の中から選んだ。
 
 
何となくみんながしているから。
 
 
そんな中で決めてきた事なので、
 
高校に行くことがとりあえずのゴールだったのです。
 
 

次の目標なり、自分の進む道を見つけないと、
 
この大事な3年間が無駄になってしまう、、、。
 
 
 
そんな焦りも感じました。
 
 
 
重い体を引きずって、
 
しょっちゅう遅刻をしながら学校に行って、
 
半年間ほど経った時に、
 
自分なりの目標を掲げました。
 
 
高校は卒業しよう。
 
その後の進路は、卒業までに考えよう。
 
進学?就職?今はまだ決められない。
 
私が勉強をするのは、まだ決まっていないけど、
 
将来の自分のため。
 
やりたい事が見つかった時に、
 
まっすぐそこに進んでいけるように、
 
出来る準備をしておこう。
 
つまんない。楽しくない。というのは、
 
私がそうしているから。
 
 
充実した楽しい毎日は自分次第でできる事。
 
 
 

こんな風に考えて、
 
つまんない毎日を変えていこうと思ったのです。
 
 
でね、5月から10月ぐらいまでの間、
 
私家でもめちゃくちゃ暗かったのです。
 
 
そんな暗い私の事を両親は知ってたのかな?
 
知らなかったのかな?
 
わかんないけど、何にも言わなかったのです。
 
学校には行ってたから、気づいてないかもしれないですね。
 
 
でも、何にも言われなかったことが
 
かえってありがたかった。
 
 
勉強頑張れとか、
 
ちゃんと遅刻しないで学校に行きなさい。とか言われてたら、
 
マイナス思考のスイッチをどんどん押しちゃってたと思う。

 
 
悩んで落ち込んで、
 
そこから自分なりの答えを出すことが
 
出来なかったんじゃないかな。
 
 
悩んで落ち込む期間が
 
もっと長くなったのかもしれません。
 
 
 
15歳だったけど、
 
答えを出すのは自分しかいないんだ。
 
という事も理解できた。
 
 
もう1人で悩みながら答えを出せる。
 
 
 

 周りの大人は、「見守る。」をしてくれると助かるな。

 

 

子どもが乗り越えている途中で

 

近道を教えたり、

 

便利な乗り物を与えたりしない方がいい。

 

 

高校1年生の原因不明の不登校って言われたりしますが、

 

いやいや、悩んでるんだよ。

 

自分自身の事でね。

 

悩ませてくれよ!って感じです。

 

高校は留年があるとか、分かってる。

 

それも分かった上で、休んだり遅刻したりしてるんだよ。

 

お願い。悩む時間をください。

 

 

 

うちの長男君も高校1年生で大きな決断をしました。

 

そのことについて、次の記事に書こうと思います。

 

 

 

 

 

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