怒りについて。
いろんな感情のうち、
「怒り」って感じやすい感情だなと思います。
感情は誰もが感じるし、
感情には、良いも悪いもない。
自分の内側から湧いて出るもの。
怒りそのものは悪いものじゃないんだけど、
怒りを誰かに向けるとなると、
話が違ってくる。
「怒り」って本来は自分を守るためにあるモノだと思う。
火事場の馬鹿力ということわざで言っている力は
怒りのパワーの事だろうなと思うのです。
「火事場の馬鹿力」
火事の時に、
自分にはあると思えない大きな力を出して
重いものを持ち出したりすることから、
切迫した状況に置かれると、
普段は想像できないような力を
無意識に出すことのたとえ。
早く逃げなきゃ燃えちゃうよ!!という
緊急の時に出る力。
ラグビーのニュージーランドの選手が
試合前にする「ハカ」も
相手を威嚇するためでもあるし、
自分を鼓舞するためにしているんだと思うの。
これも怒りのパワーですよね。
へっぽこな私は
ここのフィールドにいる事を想像しただけで
逃げたくなる(笑)
勢いと、威圧感と、迫力とで
強い敵に立ち向かうパワー。
怒りによって、こんなパワーが引き出せる。
現在の日常では、このパワーは
なにくそー!!と
自分を奮い立たせるために使うことはあれど、
他人にあえて向けるというのは、
事件になりかねないので、しない。
でも、怒りってわいてくる。
ボッて瞬間湯沸かし器が点火するような勢いで
わくことがある。
この怒りは、上記した本来の怒りとは性質が違うモノ。
ある人の言動や態度を見て、
テレビで言ってることを聞いて、
散かっている部屋を見て、
家族がくつろぐ中、1人で家事をしている時、、、、
はあ?!なんでやねん!!
って この怒りをそのまま相手にぶつけると、
関係性にひびが入ります。
怒りにはパワーがあります。
ぶつけられた方はびっくりして、
とっさに反応しますよね。
身を守るために怒りの感情を出します。
ソッコーで喧嘩になります。
いくらやんわり穏やかな口調で言っても、
怒りのパワーは伝わります。
言葉に乗ってる思いが
相手に届くから。
この怒りは、他人にぶつける怒りではない。
この怒りは、あなたの怒りだから。
あなたの内側から、わいてきた怒りだから。
ある人のその言動や態度を見て、
テレビで言ってることを聞いて、
散かっている部屋を見て、
家族がくつろぐ中、1人で家事をしている時、、、、
どんな声が頭の中でうずまいていますか?
その声に耳を傾けていくと、
次第に自分の内側の思いが見え隠れしてきます。
人それぞれ違うので、
見つける事が出来るのは自分だけ。
(カウンセラーやコーチはサポートなんです。)
認めて欲しい?
悲しみ?
分かって欲しい?
ねぎらって欲しい?
大事にしてもらいたい?
この想いがいつまでも分かってもらえないので
「怒り」となって出てくるのです。
自分のこころの声を聴くことで
自分の望みがわかったら、
相手に怒りをぶつけるのではなく、
自分の望みをかなえる行動をすることが出来ます。
誰かにしてもらうのではなく、
自分で自分にしてあげればいい。
「怒り」って、
ホントの思いを分かって~!!
というこころのサインなんですね。
いつも怒りがわく場面があるのなら、
落ち着いている時に、
私はどうして怒りがわくんだろう???って
自分に聴いてみる時間を持てるといいな。
自分の怒りと向き合う事で
人との関係性を壊さずに
いられることもありますよ。
自分の中にある思い癖を見つけるのには
エミークコーチングをオススメしています。
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