枕が気になって眠れない。
起きたら枕がどこかに移動している。
起きたら肩・首・頭が痛い。これは枕が悪い？
枕に関する悩みを持っている方へ。
枕という寝具を単独で考える事を改めてみましょう。
枕は体の頭部（首から頭）を支える寝具です。そして、その他の体の部位（背中・腕・腰・尻・脚など）は敷ふとんやベッドマットレスなどの寝具が支えます。
つまり「体を支える」という目的を持った寝具同士、枕と敷ふとん、枕とベッドマットレスは深い関係性を持っているのです。
ちょうどワールドカップが盛り上がっているので、寝具をサッカー（フットボール）のポジションで考えてみましょう。
枕は「FW」です。日本代表で言えば大迫選手。点を取る、ボールをゴールに入れる事が仕事ですが、いくら優秀なFWでもゴール付近までボールが運ばれなければ仕事は出来ません。
そのボールを守ったり奪ったり運ぶ仕事をする「GK」「DF」「MF」というポジションの選手も当たり前ですけど大切です。敷ふとんやベッドマットレスがそれらGK、DF、MFになります。GK川島選手、DFの長友選手、昌子選手、吉田選手、酒井選手、MFの柴崎選手、長谷部選手、香川選手、乾選手、原口選手です。
※サッカーキングさんのWebサイトより転載致しました。
https://www.soccer-king.jp/news/japan/national/20180703/787930.html
ちなみに掛ふとんは「控え（キリフダ）」ですね。季節や体調に対応する寝具が掛ふとんであり、それは試合の流れに対応する為に存在する控え選手と同じです。ベスト16で敗退した今回の日本代表はこのキリフダの少なさが敗因と言われていますよね。皆さん、控えはしっかりお持ちですか？
実は世間からの注目のされ方も似ています。点を取るFWはサッカーにおける花形で、やはり注目を浴びます。メッシ選手、C.ロナウド選手、エムバペ選手、ハリー・ケイン選手、そしてロメル・ルカク選手などは皆FWです。
枕も同じです。雑誌やテレビ等のメディアの取り上げ方を考えると寝具の中で最も注目を浴びていると思います。枕外来と呼ばれる病院まであるぐらいです。
当然ですけど、注目のされ方と試合の勝ち方は別の話です。試合で勝つにはその他のメンバーも重要な役割を持っていて、サッカーというスポーツを知っている人ほどその重要性を理解しています。
今回の日本代表は典型的な良い例でしょう。サッカーに限らず、チームスポーツ全てに言えることですが、全選手が連動、連携、協力してこそ良い結果、良い効果が生まれるものです。
さて、枕に悩んでいると“思っている”方へ。
枕は「あなたが使う寝具」というチームの一員に過ぎません。
枕と深い関係にある敷ふとんやベッドマットレスも一緒にまとめて悩んでみて下さい。もしかすると解決策は枕じゃないかもしれません。
●当店の枕に対する考え方、枕の合わせ方については下記のWebサイトをご覧ください。
当店Webサイト ⇒ 『自分に合った枕』
◆一緒に読んでほしいBLOG記事
当BLOG ⇒ 快眠アドバイス（2015年7月27日）
『オーダーメイド枕の落とし穴』
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当BLOG ⇒ 快眠アドバイス（2014年11月16日）
『カラダに合わせるだけじゃ「自分に合った枕」は見つからない！』
by sleepdesigner:圭（睡眠健康指導士・ダウンプロフェッサー）
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当BLOG ⇒ ウメナ寝具通信（2018年6月7日）
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