夢 出会い 魔性 -112ページ目

夢 出会い 魔性

日記だったり思い出だったり願望だったり不倫だったり。




「それにしても早漏だよね(笑)」


ご主人さまは、わんわんのことをすぐに『早漏』と言う。

いくのが早いから、だって。
別に漏らさないのに。

(時々何か漏らしたり飛ばしたり滴らせたりしてるかもだけど)


「…気持ちいいんだもん」

「そんなに?」

「あのね、入ってくるときすごく気持ちいいの。ぐぐぐって」

「入れる前におしゃぶりしてていっちゃうじゃん」

「だって、○○さんが触るから」

「触るったって、ちょっとでしょ」

「…ちょっと、でも気持ちいいの。がまんできないの」

「我慢なんかする気ないだろ(笑)」

「できないもん」


お風呂の中で向かい合って、けらけら笑いながらの言葉遊び。


「レベル5、6くらいか?(笑)」

「どうかな(笑)」


前にご主人さまにメールした、女性のいきかたのレベルのことを思い出したみたい。


「2くらいが多いんだろ?」

「みたいね」

「相当だよね、おしゃぶりでいくんだから(笑)」

「あ、でも気持ちの問題だって書いてあったよ、たしか」

「ああ」

「だから、わんわんが早漏なのは、○○さんのことが好きだってこと」

「普通のセッ/クス程度にしなさいよ(笑)」

「○○さんのことがあんまり好きじゃなくなったら、レベル2くらいの普通になるよ、きっと(笑)」

「なるほど(笑)」

「うん(笑)」

「でもさ、」

「うん」

「好きじゃなくなったら、(わんわんは)俺とセッ/クスしないでしょ」

「…うん」


(わんわんは)ってとこで、ご主人さまはクイッとアゴで私を指した。





好きじゃなくなったら。

綺麗事なんて言うつもりは無いから、好きじゃないのにセッ/クスなんてしない、なんて思わない。

それだけの関係だってアリだと思うし。



でもご主人さまは、
「わんわんは好きじゃなくなったら自分とはセッ/クスしないだろう」
って思ってくれてる。


逆説的に言えば、好きだからこうしているんだ、って思ってくれてるってこと。


それがたまらなく嬉しくて、ほんの少しだけ切なくて、
胸の奥がずきんと痛んだ。





ご主人さま


わんわんはご主人さまが好きだから、ここにこうしているんだよ。


好きじゃなくなったら、きっとわんわんはいなくなる。
そんなに器用じゃないから、きっといなくなる。


でも好きだからいるんだよ。


それをちゃんと判ってくれててありがとう。


好きだからこうしているんだって、判ってくれててありがとう。



だいすきよ
だいすきよ





ビクってして、ぽわんとして、ウト…と目を開いた。


「寝てたでしょ(笑)」

「寝て…?うん…寝てた…かな?わかんない」

「寝てなさい」

「寝てないもん」

「寝かけてたよ(笑)」


寝てたって意識は無いけど、ビクって目を開いたんだから寝てたのかな。

でも、そんなに時間は経ってなさそう。

なんとなく身体の収まりが悪い…と思ったら、腰の下に枕が入ってた。

たぶん、途中でご主人さまが腰枕にしてくれたんだ。

わんわんが正常/位で腰枕するの好きなの、ご主人さまは知ってるから。


枕を身体の下から退けて、ご主人さまに擦り寄った。


なんだよ、って笑いながら、ご主人さまは腕枕で抱きしめてくれた。

きもちよくてすぐに意識がまどろんでしまう。

夢と現実の隙間をゆらゆら漂いだす。


そのまま夢のほうにズルズルと引っ張られて、いつの間にかホントに眠ってしまったみたいだ。



2時間くらい寝てたみたい。

また目が覚めたら、ご主人さまに「お?起きたな」って笑われた。

たぶんご主人さまも、わんわんが起きる少し前くらいまで眠ってたんだと思う。

お布団も被らないで眠ってしまってたから、
身体が少しひんやりしてた。


ご主人さまが立ち上がって、お風呂のほうに歩ってった。


「お風呂入るの?」

「冷えたから」

「わんわんも~」


ご主人さまの後からお風呂に向かうと、ご主人さまはもうお湯に浸かってた。


「頭洗わないと」

「え?ああ!わんわん洗わなかった!」

「ああ(笑)」


いつもはご主人さまの頭から洗い始めるのに、
うっかり背中から洗い始めて頭はすっかり忘れちゃった。


ごしごしご主人さまの髪を洗ってから、
向き合うみたいにしてご主人さまと湯舟に浸かった。


「うー」

「なに、変な声出して」

「へ?変な声出てた?」

「出てた」

「お風呂入った時のうなり声(笑)」

「ああ、そういう声か(笑)」

「うん(笑)」



えっ/ちぃ声ではありませんデシタ(笑)






「どうした?」


はあはあ肩で息をしてて、荒い呼吸のせいで上手に唾液が飲み込めなくて、
時々ごくんと大きな音を立てて自分の唾液を飲み下した。


ちゃんと意味のあるお返事も出来ないし、ろくすぽ動くことも出来ない。

ちっちゃくうずくまった格好のまま、ポテンとご主人さまの足の上に倒れ込んでる。


「どうした」

「う…きもち…よくて」

「だからさ」

「…う」

「ハアハアするの早過ぎるって言ってるでしょ」

「…うう」


早過ぎるって言われても、ゼイゼイはあはあしたままの呼吸は治まらない。

ベッドの上で横になってたご主人さまが、ガバッと上半身を起こした。

わんわんは起き上がれなくて、下から覗き込むようにご主人さまを見上げてた。

ご主人さまに引き起こされて、今度はそのまま背中側に倒されてく。


なんだかスローモーションみたいに、トサンと軽い音がしてベッドの上で仰向けになった。

ああ、ご主人さまが入ってくる。


ホントは仰向けに倒れたのも入ってくると思ったのも、ほんの一瞬。

一瞬の次には、もう喉の奥から大きな声が出てた。


「やあああっ、あっ、あっ、あっ、」


もっと奥に欲しくて、自分で押し付けるみたいに腰を浮かせてた。

入れた途端にいったのはご主人さまにも判ったみたい。

ぐっ、ぐっ、て、わんわんの奥のほうに押し付けるようにして、
絶頂の波が引ききらないうちに、今度は中を擦るように突き上げてくる。


「だめやめてやめて」


いった後も続けて擦られるのはつらい。

きもちよすぎて身の置き所を見失ってしまう。

繋がった場所はじりじり痺れてる。

きもちいいのか苦痛なのか判らなくなってくる。

いやいやって身体は逃げたがってるのに、
ご主人さまが入ってるとこは、ドロリと溶けてしまいそうに気持ちいい。


何か言ったのは判らないけど、
口をぱくぱくさせてたらご主人さまが上から唾液を落としてくれた。

こくんと飲み込んで

そのまま触れてきたご主人さまの口唇をむさぼって

舌をからめて

隙間から声を漏らして

ご主人さまの名前を呼んで

ご主人さまの名前を呼んで

ご主人さまの名前を呼んで

きもちいいきもちいいもっともっとって喚いて

ご主人さまの名前を呼んで


「ああ、いきそうだ」


ご主人さまの動きが激しくなって、簡単に達してしまった。

いってる最中に抜かれて、あそこがビクンビクン収縮してるのが判る。

それに合わせて、うっ、って唸り声みたいなのが口から零れてく。



「!!あっ!やああぁあぁっ、やっ、やあっ」


いったはずのご主人さまがまた入ってきて、
悲鳴みたいな声を上げながら、また絶頂まで連れてかれた。

あたまがぐらぐらする。




くるしくてきもちよくて、あたまがぐらぐらする