好きじゃなくなったら【17】うー | 夢 出会い 魔性

夢 出会い 魔性

日記だったり思い出だったり願望だったり不倫だったり。




ビクってして、ぽわんとして、ウト…と目を開いた。


「寝てたでしょ(笑)」

「寝て…?うん…寝てた…かな?わかんない」

「寝てなさい」

「寝てないもん」

「寝かけてたよ(笑)」


寝てたって意識は無いけど、ビクって目を開いたんだから寝てたのかな。

でも、そんなに時間は経ってなさそう。

なんとなく身体の収まりが悪い…と思ったら、腰の下に枕が入ってた。

たぶん、途中でご主人さまが腰枕にしてくれたんだ。

わんわんが正常/位で腰枕するの好きなの、ご主人さまは知ってるから。


枕を身体の下から退けて、ご主人さまに擦り寄った。


なんだよ、って笑いながら、ご主人さまは腕枕で抱きしめてくれた。

きもちよくてすぐに意識がまどろんでしまう。

夢と現実の隙間をゆらゆら漂いだす。


そのまま夢のほうにズルズルと引っ張られて、いつの間にかホントに眠ってしまったみたいだ。



2時間くらい寝てたみたい。

また目が覚めたら、ご主人さまに「お?起きたな」って笑われた。

たぶんご主人さまも、わんわんが起きる少し前くらいまで眠ってたんだと思う。

お布団も被らないで眠ってしまってたから、
身体が少しひんやりしてた。


ご主人さまが立ち上がって、お風呂のほうに歩ってった。


「お風呂入るの?」

「冷えたから」

「わんわんも~」


ご主人さまの後からお風呂に向かうと、ご主人さまはもうお湯に浸かってた。


「頭洗わないと」

「え?ああ!わんわん洗わなかった!」

「ああ(笑)」


いつもはご主人さまの頭から洗い始めるのに、
うっかり背中から洗い始めて頭はすっかり忘れちゃった。


ごしごしご主人さまの髪を洗ってから、
向き合うみたいにしてご主人さまと湯舟に浸かった。


「うー」

「なに、変な声出して」

「へ?変な声出てた?」

「出てた」

「お風呂入った時のうなり声(笑)」

「ああ、そういう声か(笑)」

「うん(笑)」



えっ/ちぃ声ではありませんデシタ(笑)