「どうした?」
はあはあ肩で息をしてて、荒い呼吸のせいで上手に唾液が飲み込めなくて、
時々ごくんと大きな音を立てて自分の唾液を飲み下した。
ちゃんと意味のあるお返事も出来ないし、ろくすぽ動くことも出来ない。
ちっちゃくうずくまった格好のまま、ポテンとご主人さまの足の上に倒れ込んでる。
「どうした」
「う…きもち…よくて」
「だからさ」
「…う」
「ハアハアするの早過ぎるって言ってるでしょ」
「…うう」
早過ぎるって言われても、ゼイゼイはあはあしたままの呼吸は治まらない。
ベッドの上で横になってたご主人さまが、ガバッと上半身を起こした。
わんわんは起き上がれなくて、下から覗き込むようにご主人さまを見上げてた。
ご主人さまに引き起こされて、今度はそのまま背中側に倒されてく。
なんだかスローモーションみたいに、トサンと軽い音がしてベッドの上で仰向けになった。
ああ、ご主人さまが入ってくる。
ホントは仰向けに倒れたのも入ってくると思ったのも、ほんの一瞬。
一瞬の次には、もう喉の奥から大きな声が出てた。
「やあああっ、あっ、あっ、あっ、」
もっと奥に欲しくて、自分で押し付けるみたいに腰を浮かせてた。
入れた途端にいったのはご主人さまにも判ったみたい。
ぐっ、ぐっ、て、わんわんの奥のほうに押し付けるようにして、
絶頂の波が引ききらないうちに、今度は中を擦るように突き上げてくる。
「だめやめてやめて」
いった後も続けて擦られるのはつらい。
きもちよすぎて身の置き所を見失ってしまう。
繋がった場所はじりじり痺れてる。
きもちいいのか苦痛なのか判らなくなってくる。
いやいやって身体は逃げたがってるのに、
ご主人さまが入ってるとこは、ドロリと溶けてしまいそうに気持ちいい。
何か言ったのは判らないけど、
口をぱくぱくさせてたらご主人さまが上から唾液を落としてくれた。
こくんと飲み込んで
そのまま触れてきたご主人さまの口唇をむさぼって
舌をからめて
隙間から声を漏らして
ご主人さまの名前を呼んで
ご主人さまの名前を呼んで
ご主人さまの名前を呼んで
きもちいいきもちいいもっともっとって喚いて
ご主人さまの名前を呼んで
「ああ、いきそうだ」
ご主人さまの動きが激しくなって、簡単に達してしまった。
いってる最中に抜かれて、あそこがビクンビクン収縮してるのが判る。
それに合わせて、うっ、って唸り声みたいなのが口から零れてく。
「!!あっ!やああぁあぁっ、やっ、やあっ」
いったはずのご主人さまがまた入ってきて、
悲鳴みたいな声を上げながら、また絶頂まで連れてかれた。
あたまがぐらぐらする。
くるしくてきもちよくて、あたまがぐらぐらする