「とはずがたり」 ~散歩ブログ~ -128ページ目

ひなたぼっこはエコロジー

 「ひなたぼっこ」なんてしますか?最近ではもう死語になりつつあるのかも・・・。ホームページの画像素材のために季節感のある写真を撮ろうと外に出たら、落ち葉がひなたぼっこをしていました。
 冷房をガンガンに効かせた部屋でふとんに包まって寝るとか、凍りつくような冷たい風を窓から入れながら熱いお風呂に肩までつかるとか、箱や本を積み重ねて囲ったその中でひざを抱えて寝るとか、子供の頃に楽しんでいた一人遊びです。
 それから紙相撲。紙を半分に折ってから、お相撲さんの体半分の絵をえんぴつで描いて線に沿って切ります。紙製のお菓子箱を裏返して、まるく土俵を書いたら完成です。北の湖や輪島、貴乃花に旭国など名前をつけて、土俵をトントン叩くと紙のお相撲さんが動いて、それが楽しくて楽しくて。。。。
 ひなたぼっこはエコロジーな暖房手段ですよね。ひなたぼっこしながら芝生に寝転んで落ち葉を見ていたら、子供の頃はお金をかけなくてもたくさん楽しめたことがあったなぁと思い出しました。

福を呼ぶ私たち

 東京タワーが見下ろす増上寺にときどき寄ります。浜松町に支援先があることも理由の一つですが、何となく気持ちが落着いて、頭の中を整理する時にいい場所だなと思っています。東京タワーの見え方も遠すぎず近すぎず、ちょうど良い感じです。
 増上寺で売っていたふくろうのストラップです。日本人は当て字が好きなのでしょうか。福ろう、不苦労などと言い、幸せを呼ぶ縁起の良い鳥としています。みなさんにも幸せがきますように・・・。
 ある大手銀行様向けにプレゼンをしてきました。「スタートラインとは一体何ものなのか」「どんなことを支援先から頼まれるのか」「これだけは誰にも負けたくないこと」そして「現場ではこんなことが起きている」など。絶対現場主義だからこそ、スタートラインだからこそできる支援のスタイルがあります。
 私たちが関われば、成長の確度は絶対に高まる、スタートラインが関われば、なんか良いことが起こる、という自信と誇りを持って、これからも現場主義で支援していきます。

 追伸: 来年スタートラインには、本厄が二人、前厄が一人、後厄が一人います・・・。

日本再生

 スタートラインの定例ミーティングがあり、今後の支援方針について喧々諤々、真剣に話し合いました。今年は年間上場企業が50社を切る予定です。東証マザーズや大証ヘラクレス、ジャスダックを中心とする新興市場体制が始まった2000年からの7年間は、毎年120社以上の上場企業が誕生してきました。その数字を見ても今年の上場数がどれだけ少ないかが分かります。
 子供だって、毎年成長して進学し、卒業し、そして次の学校に入学していきます。IPO市場がこんな状況では本当はいけないんだと思います。とはいうものの、そんなことばかり言ってはいられないので、別のことを考えなければいけません。
 東京の新丸ビルの中にこんな立ち飲み屋さんがあります。場所を変えてミーティングの続きです。みんなで真剣に話し合いながらも、お酒の力も借りて口も滑らかになり、大爆笑のミーティングとなりました。まだまだ日本は大丈夫。まだまだ成長市場は大丈夫。こうして大笑いして楽しくしていれば、きっと自力で再生していきそうな気がします。
 スタートラインは今、新たな動きを始めました。まだブログには書けないのですが、私だからこそできること、スタートラインのメンバーだからこそできること、それが見えています。

建物に残る歴史を考えてみた

 最近、戦犯の話ばかりしていますが、もう少しだけお付き合いください。
 1945年の終戦直後に、マッカーサー率いる連合国軍最高司令官総本部、いわゆるGHQが東京に設置されました。先日、江戸時代の開国後の文明開化の起点ともなる横浜港の話をしましたが、当初の連合国軍本部は横浜にありました。
 お堀沿いにある日比谷の第一生命ビルは、皇居を見下ろす形で建てられていることもあり、米国はここを接収し、本部としました。GHQの目的は、日本の軍事力の解体と戦争放棄にありました。そのために戦争指導者を検挙し、更に国際法に違反した戦犯者として東京裁判で有罪判決を下しました。それが「明日への遺言」や「私は貝になりたい」などの映画化にも影響を与えることとなります。日本は平和条約を結び、約6年半にわたるGHQによる占領が終了します。
 それからたった50年余りの日本。そのGHQがあった場所に支援先の社長様をお連れしました。ビルから見下ろす皇居は、紅葉を始めた木々と真っ青な空の下でとても穏やかに映ります。戦争を知らない私たちは、この建物の本当の意味も分かっていないのかもしれません。ただ、もう既にここは多くの企業様が明日を期待して訪れる場所でもあります。

「明日への遺言」と「私は貝になりたい」

ブレイクタイム ~散歩しないで休憩~

 まもなく上映される「私は貝になりたい」は、創作ではあるものの当時のBC級戦犯の死刑囚を知る物語です。もう一つ当時の様子がわかる、こちらは実話を元に映画化された「明日への遺言」という作品があります。今年の3月に藤田まこと主演で、B級戦犯として絞首刑となった岡田中将の獄中の様子を記録したものです。
 「私は貝になりたい」は1994年に所ジョージ主演のテレビ版を見ました。死刑執行のときの感情を押し殺したような清水豊松の表情に、何ともいえない哀しみを覚えています。
 「明日への遺言」はDVDで観ました。GHQによる裁判なので、裁判官はもちろん、検察側もそして岡田中将の弁護士もみなアメリカ人です。そんな中で日本人が裁かれています。どう考えても不利に働きそうな状況でありながら、岡田中将とアメリカ人弁護士は「法戦」に敢然と立ち向かいます。そしてその姿勢は裁判官や検察側のアメリカ人の心をも動かします。
 ありきたりな言葉かもしれませんが、当時の戦争を通して今を考えてみたいと思う作品です。物質的な豊かさを平和というのか、それとも心の豊かさを平和というのか。不況、不景気と言われている今だからこそ、逆境の中で自分の誇りをかけて正面から向かい合ってみたいと思います。