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キャセイパシフィック航空/過去最大規模の赤字計上、貨物部門は増収確保

キャセイパシフィック航空グループは現地時間の3月11日、2008年度(1-12月)決算を発表した。それによると、最終損益が85億5800万HKドルの赤字となり、前年同期の70億2300万HKドルの黒字から一転し、損失額が過去最大規模となった。


グループ総売上高は前年同期比14.9%増の865億7800万HKドル。上期は総じて堅調だったが、通期では上期の燃料価格高騰と、下期での旅 客・貨物需要の減少が響いた。各部門中、貨物部門は上期は予想以上の輸送実績だったものの、第4四半期は各エリアで需要が急減。キャセイパシフィック航空 と香港ドラゴン航空の合計年間総輸送貨物重量は1.6%減の164万4785トンと減少したが、売上高は結果的に22億9800万HKドルの増収となっ た。


需要減少で下期には減便となったが、年間の貨物輸送能力は0.7%増強された。また燃油サーチャージの値上げ効果で1トン1kmあたりの貨物単価は12.4%改善し2.5HKドルとなった。


グループは業績を勘案して、キャセイパシフィック航空は2機、香港ドラゴン航空は1機のボーイング747-400BCF型貨物専用機を一時駐機するほか、香港国際空港のキャセイパシフィック貨物ターミナルの建設計画を2年先送りすることを1月に表明している。

燃油費:ルフトハンザ・ドイツ航空、ジェットスター航空、ビバマカオ航空

 ルフトハンザ・ドイツ航空(LH)は、3月25日以降発券分で4月1日以降出発の長距離路線の航空券について、燃油サーチャージを航空保安料800円を 含めて5600円に値下げする。現行は1万9000円のため、70.5%の値下げとなる。長距離路線間での乗り継ぎは1万4200円、ヨーロッパ内路線は 3700円とする。なお、日系航空会社2社は日本/欧州間を3500円としている。

 また、ジェットスター航空(JQ)は、日本/オーストラリア間を現行の1万2000円から2500円に引下げ。日本航空(JL)はオセアニア線を3500円としており、こちらは日系航空会社より低い設定となった。

 一方、ビバマカオ航空(ZG)は3000円から500円に値下げした。日系航空会社の香港線は500円のため同水準となっている。

済州航空、北九州/仁川線に定期便を運航-日本発初便はほぼ満席

済州航空(7C)は3月20日から、北九州/仁川線を週3便にて運航を開始する。7C北九州支店によると、日本発の初便が「ほぼ満席で、約1ヶ月先まででイン/アウトあわせて50%ほどの予約が入っている」となるなど好調だ。現在は円高の影響もあり日本発の需要が高く、若年層も比較的多いという。旅行会社によるパッケージツアーなどのレジャー需要をメインに、「初年度はイン/アウトあわせて約65%の搭乗率を維持していきたい」と意気込みを述べた。

 また、北九州市の人口が約100万人であることや福岡マーケットの需要も見込めることから、「福岡空港から韓国への訪問者数は年間約20万人。そのうち10%の人に利用してもらえれば」と期待を示す。さらに、北九州空港が北九州市内から車で約30分の距離に位置することや、空港施設料が無料であること、駐車場料金が1日390円程度であることも有利に働くと予想する。

 なお、3月20日、22日、25日、27日、29日のフライトに関しては、旅行会社向けに約20%値下げした料金を提示するなど就航キャンペーンを展開中だ。このほか、3月はじめには小倉駅で市や旅行会社などと連携したプロモーションイベントを開催するなど消費者への認知向上もはかっている。7C北九州支店では、「今後も旅行会社との商品造成に向けて営業活動を推進していく」として各社と協力して販売する考えを示した。